
半年ぶりほどのイヤホンレビューはSOUNDPEATSさんから提供いただいた「SOUNDPEATS Air6 HS」です。
大きな特徴としては、13mmトリプルマグネットダイナミックドライバー&ハイレゾコーデックのLDACによるハイクオリティなサウンド、4gの本体による羽のような装着感でしょうか。
アクティブノイズキャンセリングは非搭載ですが、LDACを使えるイヤホンが6,980円というのは、割ととんでもないコストパフォーマンスを実現しているのではないかと思います。
今回も同じく1週間ほどの使用によるレビュー記事となります。
また、当ブログ限定のクーポンコードをご用意しています。是非とも最後まで読んで頂ければ幸いです。
→当ブログ内のSOUNDPEATS製品レビュー一覧はこちらからどうぞ
仕様について

| 項目 | 詳細仕様 |
| Bluetooth仕様 | |
| Bluetoothバージョン | 6.0 |
| 対応プロファイル | HSP、HFP、A2DP、AVRCP |
| 対応コーデック | LDAC、AAC、SBC |
| 通信範囲 | 約10m(障害物がない場合) |
| 基本仕様 | |
| 形状 | インナーイヤー型 |
| ドライバー | 13mmトリプルマグネットダイナミックドライバー |
| 本体寸法 | 61.49 × 27.51 × 49.36 mm(ケース込み) |
| 重量 |
イヤホン片側:約4.09g 充電ケース+両側イヤホン:約43.18g |
| 防水規格 | IPX5 |
| バッテリー・充電 | |
| バッテリー容量 |
充電ケース:500mAh イヤホン片側:41mAh |
| 最大再生時間 |
イヤホン単体:約9時間 充電ケース併用:約45時間 (※AACコーデック使用、音量約50%の場合) |
| フル充電時間 |
イヤホン:約1時間 充電ケース:約1.5時間 |
| 充電ポート | USB Type-C(ワイヤレス充電は非対応) |
| 急速充電 | 10分間の充電で約3時間の再生が可能 |
| 主な機能 | マルチポイント接続、空間オーディオ、専用アプリ「Soundpeats」対応、通話用マイク内蔵 |
| パッケージ内容 | イヤホン本体、充電ケース、Type-C充電ケーブル、取扱説明書、アプリガイド、PEATS君ステッカー |
5色展開で選択の幅が広い

Air6 HSにおいて、性能面以外での大きなポイントは「本体カラーが5色から選べる」ことも非常に大きいのではないかと思います。
2026年7月5日現在においてはブラック、ホワイト、ベージュが販売されていて、ピンクとブルーは近いうちに販売開始、もしくは予約販売になるとのことです。
ホワイトがかなりきれいな感じではありますが、私は個人的に好きな色としてブルーが気になります。
ピンクなんかも女性だと、持ち物との色合いがマッチしてお洒落かもしれませんね。
パッケージ内容・イヤホン・ケース外観など

ということで、パッケージの内容は以下の通りとなっています。
- Air6 HS本体+ケース
- USB-Cケーブル
- マニュアル類
- ステッカー
カナル型ではなくインナーイヤー型なので、イヤーチップが無いこともあり、内容はシンプルですね。


ルックス面において、SOUNDPEATSのイヤホンと言えば「ブラック×ゴールド」の印象が強いのですが、Air6 HSは「ブラック×シルバー」という組み合わせになっています。
本体がグロス仕上げになっていることもあり、クールでありながらもラグジュアリーな雰囲気で、個人的にはかなり好みです。
イヤホン1つあたりの重量は4gと非常に軽く、羽のような装着感が味わえます。


ケースも同じく「ブラック×シルバー」。AIRシリーズのケースはイヤホンが取り出しやすいデザインになっているので、外出中に落としてしまうリスクが軽減されます。
再生時間に関してはイヤホン単体で9時間、ケース併用の場合は最大45時間とスタミナは抜群です。
専用アプリについて

SOUNDPEATSのイヤホン、ヘッドホン全般についてはスマホの専用アプリを使用すること前提で設計されています。
特に音周りのチューニングはアプリからしか出来ませんし、その恩恵は計り知れないレベルです。
このアプリ一つで、手持ちのSOUNDPEATSイヤホン全てを管理可能です。各種設定はもちろんのこと、ファームウェアもそれなりの頻度で提供されているので、製品購入後はアプリでアップデートがあるかを確認しておきましょう。
個人的な感想としては、割と使いやすいアプリだと思います。
装着感について

耳の奥に差し込むカナル型とは異なり、耳の穴の縁に引っ掛けるインナーイヤー型イヤホン。実際に1週間ほど生活の中で使い込んでみたリアルな感想をお届けします。
圧迫感のない軽いつけ心地と耳への優しさ
最大の魅力は、耳の穴を塞がないことによる圧倒的な解放感です。
グッと押し込むカナル型特有の圧迫感が一切なく、非常に軽やかな装着感を実現しています。1日2時間ほど、1週間にわたり自宅での家事や作業中に使い続けてみましたが、耳が痛くなるような負担は全くありませんでした。
また、ダイレクトに音が響かないため、聴覚的な疲労感が少ないのも嬉しいポイントです。カナル型の詰まるような感覚が苦手な方には、非常に相性の良い仕上がりになっています。
日常生活には十分なホールド力
耳に引っ掛ける構造上、カナル型ほどの密着感はありませんが、正しく装着していれば日常生活で簡単に落ちることはまずありません。
都心の雑踏を歩き回ったり、駅まで少し小走りをしたり、周辺をジョギングしたりしても、外れそうになる危うさは一度もありませんでした。
メタル系の激しいヘッドバンギングのような特殊な動きをすればさすがに外れましたが、通常の街歩きや移動であれば、驚くほど粘り強く耳に留まってくれます。
周囲の音が聞こえる安全性
本機にはノイズキャンセリング機能は搭載されていません。しかし、耳栓のように耳を完全に塞がないため、外の音が自然に聞こえるという大きなメリットがあります。
屋外でのウォーキング時はもちろん、自宅で家事をしながら音楽を聴くような場面でも、周囲の状況が常に把握できるため安全に使用できます。日々の生活のなかに、安全かつ自然に音を溶け込ませたい方に最適です。
購入前に確認したい注意点
カナル型のようにイヤーピースでサイズを調整できないため、イヤホン自体の大きさが耳に合うかどうかが重要になります。
平均よりも耳のサイズが小柄な方や、少し特殊な耳の形状をしている方の場合は、うまくフィットしない可能性があります。ご自身の耳が小さめだと感じる方は、サイズ調整が可能なカナル型を選んだ方が無難かもしれません。また、装着が甘いと脱落の原因になるため、位置を正しく合わせて使うことが大切です。
音について

インナーイヤー型(非カナル型)という構造上、カナル型(耳栓型)に比べるとわずかに音がぼやける傾向はありますが、耳を完全に塞がない開放感がありながらも、非常にクオリティの高い音質が保たれています。
- 音の定位感: 非常に優秀で、どこから音が鳴っているかがはっきりと分かります。
- 解像度と分離感: どこかの帯域が極端にぼやけるようなことはなく、最低限のクリアさと分離感をしっかりと維持しています。
- 音場(音の広がり): ものすごく広大に広がるというよりは、一定の適度な空間に音がガツッとパワー感を持って固まって聴こえてくる印象です。
帯域別のサウンド傾向
全体的な傾向としては「ドンシャリ」に属しますが、ソリッドで硬い音というよりは、優しく音楽を包み込むような「包容力のあるサウンド」にチューニングされています。音楽を聴いていて非常に楽しくなる、魅力的な音作りです。
- 高域: 必要以上に抜けすぎず、耳に刺さらない絶妙な塩梅です。透明感とまではいかなくても、耳に心地よく響く綺麗な高域です。
- 中域: パワー重視のセッティングです。すっきり・くっきり迫ってくるタイプではありませんが、ボーカルの一番おいしい部分だけはしっかりと抜けて聴こえるように工夫されています。
- 低音: タイトでソリッドな低音ではなく、音楽全体を豊かに包み込むような、広がりのある低音が出色です。
アプリのイコライザー機能
専用ソフトウェアによる音質のカスタマイズ性が非常に高く、このイヤホンの実力を引き出す上で重要な要素になっています。
プリセットの活用: 音響の知識がなくても、プリセットにある「クラシック」などを選ぶだけで手軽に良い音を楽しめます。
ダイナミックEQ:リアルタイムにバランスを最適化してくれます。(LDAC選択時は使用不可)
適応型イコライザー(個人的に推奨): 聴力テストのような簡単な測定を経て、自分の耳に音を最適化してくれるシステムです。これを通すと全体の音抜けが劇的に良くなり、すっきりとしたサウンドに仕上がります。私自身、このイヤホンを聴く際はこの機能を必ずオンにしています。
空間音響エフェクト

「音楽モード」と「ムービーモード」の2つのモードが用意されています。
- 音が劇的に立体的になるというよりは、ホールで響いているような臨場感や遠近感が生まれます。
- 純粋な音質の良さを追求するというより、音の雰囲気を変えて楽しむエンタメ向けの機能です。
- いつも聴いている曲でも、まるで違うシアター(視聴環境)にいるかのような錯覚を楽しめます。
通話品質について

1週間ほど毎日Air6 HSを使用して通話をしていましたが、きれいに聴こえてきれいに伝わるという感じでした。
静かな場所はもちろんですが、都心の駅の雑踏の中でも問題なくやり取りが出来ていたので、通話の品質においては全く問題は無いでしょう。
テレワークなどのビジネス的な用途にもしっかり対応してくれるはずです。
良かった点・気になった点・総合評価
良かった点
- 耳への負荷が小さく快適な装着感
- 6,980円の製品で高音質なコーデックであるLDACが使える
- インイヤーとは思えないパワフルなサウンド
- 最大45時間のタフネスバッテリー
気になった点
- LDAC使用時はダイナミックEQ、空間音響エフェクトなどが使えない
- 人によって装着感の善し悪しは分かれる
- 「アプリありき」過ぎる
総合評価(80/100)点
インイヤー型で6,980円という価格としては、なかなかに素晴らしいサウンドではないかと思います。アプリで設定をかなり追い込むことが出来るので、オーディオに詳しくて、イコライザーなどの音作りが好きな人にとっては楽しく聴けて楽しめるイヤホンだと言えるでしょう。
ただ、コストパフォーマンスモデルである以上、どうしても荒い部分があるように感じる点があるのは事実です。
デフォルトのサウンドだとクオリティ的に難しいなと感じてしまったのですが、やはりこうしたイヤホンは、「何も触らなくてもある程度の良い音はすること」ってものすごく大事だと思うんですよね。
スマホじゃなくてPCメインで使う人にとってはアプリありきの製品は面倒に感じてしまうでしょうし、そもそもアプリがあったとしても、調整が苦手な人にとっては「良い音」の体験が出来ない可能性があるというのはちょっと残念かもです。
もちろんコストの面で考えると仕方のない点があるのは分かりますが、個人的な願いとしては「アプリなしでも良い音で楽しめる」ようになってくれたら嬉しいですね。
終わりに
短くまとめたいなと毎回思いながら書いているのですが、毎回長々となってしまいます。
色々と書いてきましたが、この価格でLDACが使えるというメリットが大きいと感じる人にとっては最高に良いアイテムなんじゃないでしょうか。
私なんかが割とそのうちの一人になるのですが、調整次第でかなり良い所までセッティングを追い詰めていけるというのはなかなかに楽しい作業だったりするので。
総合的にはコスパの良い製品であることには変わらないので、興味のある人は是非とも手に取って試していただければ嬉しく思います。
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