
伝説的なモジュレーション回路の構造を再現しつつ、現代の制作環境に合わせたステレオエフェクトが登場しました。AOFN Audioが公開したGrizzlyは、アナログ機材特有の温かみと過激な音響変化を同時に実現するエフェクトツールです。非常に洗練された操作画面を備え、多彩なパラメーターによって直感的な音作りをサポートします。
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プラグインの詳細
Grizzlyは、LFOを用いて音量やフィルターを強力に揺らすことができるモジュレーションエフェクターです。主な機能や技術的特徴は以下の通りです。
- 1979年に登場した伝説的回路Gristleizerのエフェクト構造をベースに開発された設計
- 入力音の振幅を減衰させるVCAモードと、ローパスフィルターを開閉させるVCFモードを搭載
- VCAモードではトレモロやハードなリズミカルゲートから、20Hz超でダーティなリングモジュレーター風のトーンまで変化
- VCFモードではオートワウやダブ風のカットオフパルス、足での操作を再現するようなフィルター開閉を実現
- 三角波、矩形波、ノコギリ波上昇、ノコギリ波下降の4種類のLFO波形を切り替え可能
- スピードは0.01Hzから30Hzまでの自由な設定に加え、ホストテンポに同期した1/1から1/32の音符分割に対応
- 傾斜の非対称性やデューティサイクルを変化させ、サイクルの形状を緻密にコントロールできるShape機能を搭載
- モジュレーションの発動タイミングを調整するOffsetや、静止位置のベース値を設定するBiasパラメーターを配置
- 信号の入力前段にオペアンプアンプステージを再現したDrive(-12〜+24dB)を配置し、温かみや質感の付加が可能
- 左右チャンネル間のLFO位相をズレさせることで、ピンポンのような立体的なステレオ効果を生むSpread機能
- プリセットや複雑な階層メニューを排除し、10個のノブとバイパススイッチのみで完結するシンプルな操作性
動作環境
| 対応OS | サポートしているプラグイン形式 |
| macOS | AU, VST3 |
| Windows | VST3 |
まとめ
Grizzlyは、クラシックな回路の質感と現代的なステレオ処理を融合させたエフェクトツールです。シンプルな操作感でありながら、生成される音響変化の幅は非常に広く設計されています。ドラムバスやシンセ、ボーカルなどに強烈なアクセントやリズムを加えたい場面で、効果的な選択肢となります。
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