
音楽制作においてコンプレッサーは欠かせない存在ですが、時には単なる音量調整を超えたキャラクターを求めたい場面があります。Audio Damageが新たにリリースしたEvil Ottoは、まさにそのような要望に応えるために開発されたツールです。
このプラグインは、同社の著名なコンプレッサーに搭載されていた特定のモードを独立させ、バス処理に特化した機能を備えています。
無料でありながら、プロフェッショナルな制作現場でも通用する質感を提供しており、現代のデジタル環境において非常に価値のある選択肢となるでしょう。
今回は、この強力なツールの実力について詳しく解説していきます。
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プラグインの詳細
この製品は、Audio Damageのロングセラー製品であるRough Riderに含まれるEvilモードを基盤とし、さらに洗練させたバスコンプレッサーです。トラックを一つにまとめる能力に優れており、以下のような特徴を持っています。
- Rough Riderに含まれるEvilモードを基盤に、より扱いやすく進化させたバス処理特化型の設計
- スレッショルドやレシオ、アタック、リリースを音楽的にコントロールできる洗練されたパネル
- 設定を深く追い込むことで、アナログ機器のような重厚な倍音を付加するサチュレーション効果
- 低域の信号への過剰反応を防ぎ、ドラムバスなどで威力を発揮するサイドチェーンハイパスフィルター
- 過激な圧縮音と原音をブレンドして芯のある音を作るミックスノブと、音量バランスを保つメイクアップゲイン
- 透明感よりもキャラクターを重視し、ドラムセットの爆発的なエネルギー感やボーカルの力強さを引き出す音質
動作環境
| 項目 | 内容 |
| 対応OS | Windows 10以降, macOS 10.13以降, Linux |
| サポートしているプラグイン形式 | CLAP、VST3、AU、AAX、LV2 |
iOS版は有料となっています。
まとめ
Evil Ottoは、Audio Damageの技術力を改めて世に示した素晴らしいバスコンプレッサーです。アグレッシブなキャラクターを持ちつつも、サイドチェーンフィルターやミックスノブによって細かな制御が可能となっており、実用性が非常に高いといえます。
特定のアルゴリズムをバス処理に最適化したことで、ミックスに独特の粘りと重厚感を加えることができます。
無料のツールを探している方だけでなく、特定のキャラクターを持つコンプレッサーを求めている制作者にとっても、非常に強力な武器になることは間違いありません。
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