
ギタートラックやベーストラックの音作りに欠かせないインパルスレスポンスの管理とブレンドを、これまでにない次元へ引き上げる新しいプラグインが登場しました。Bogren Digitalが開発したIRDX Studioのフリーバージョンが、現在無料配布されています。大量のライブラリに埋もれがちなインパルスレスポンスをスマートに整理し、理想のキャビネットサウンドを追求するための強力なツールです。
続きを見る
【特集】全部タダでOK!!無料で使えるおすすめDTM作曲ソフトで音楽制作システムを構築してみよう
プラグインの詳細
IRDX Studio FREEは、音作りの幅を広げる高度な機能と、直感的な操作性を兼ね備えたインパルスレスポンスローダーです。単なるファイルの読み込みにとどまらず、以下のような洗練された技術的特徴を持っています。
- 最大5つのインパルスレスポンススロットを搭載し、グラフィカルミキサーを使って視覚的に音声をブレンドできます。
- 各スロットには個別の5バンドEQ、レゾナンスコントロール、位相調整機能が備わっており、干渉を避けた緻密な音作りが可能です。
- フィルター機能、検索機能、お気に入り登録、最近使用したファイル表示などを備えた、データベース型の強力なライブラリ管理システムを搭載しています。
- インパルスレスポンスを完全にロードすることなく、ワンクリックで素早く音を確認できるプレビューモードを利用できます。
- 現在のブレンドバランスを維持したまま、特定のインパルスレスポンスを比較できるオーディションモードが作業を効率化します。
- 読み込んだデータに対して余計なEQ処理やリサンプリングを行わず、トランスペアレントで原音に忠実な再生を行います。
- 構築したオリジナルのブレンドサウンドは、単一のWAVファイルとして書き出すことが可能です。
- 有名なハードウェアアンプモデラー向けのプリセットエクスポートワークフローに対応しています。
- 導入後すぐに高品位なサウンドを試せるよう、厳選されたデモパックが最初からプリロードされています。
- 独自のスピーカーエミュレーション技術を追加して音にダイナミックな変化を与える有料アップグレードオプションも用意されています。
動作環境
| 対応OS | サポートしているプラグイン形式 |
| Windows 10以降 / macOS 10.15以降(IntelおよびApple Siliconにネイティブ対応) | VST3 / AU / AAX |
※動作にはAVX2命令セットをサポートするCPUが必要です。
まとめ
IRDX Studio FREEは、複数のインパルスレスポンスを自由に組み合わせて独自のキャビネットサウンドを生み出せる、極めて実用的なプラグインです。優れた検索性とプレビュー機能によって、膨大なライブラリからの選択に迷う時間を大幅に短縮してくれます。ハードウェアへの書き出しにも対応しているため、スタジオからステージまで一貫した音作りを支える信頼の一本になるはずです。
