
アナログの質感を備えたディレイをお探しの方に興味深い選択肢が登場しました。
Dusk Audioが公開したTape Echo 2は、名機として知られるSpace Echoスタイルの操作感とサウンドを再現したヴィンテージ感あふれるプラグインです。
オープンソースとして完全無料で提供されており、アカウント登録などの手間もなく即座に導入できます。
プラグインの詳細
Tape Echo 2は、1つの録音ヘッドと3つの再生ヘッドを備えた3ヘッド方式のテープディレイに、スプリングリバーブを組み合わせた構成となっています。
- 12種類のモードを搭載し、各再生ヘッドの組み合わせやリバーブ単体動作、リバーブとの併用などをフレキシブルに切り替えられます。
- モーター機構の挙動が再現されており、Repeat Rateの調整によって全タップのリズムが連動して変化する仕組みです。
- Tape Age機能により、New、Used、Oldの3段階でテープの劣化具合を選択可能で、ワウ・フラッター、ヒスノイズ、ピッチの揺れ、テープの繋ぎ目によるドロップアウトをまとめてコントロールできます。
- 不均一な3本のスプリングとショートディフューザーで構成されたスプリングリバーブ回路を内蔵しています。
- Tape feedをミュートしてスプリングリバーブの残響だけを残せるRecord Inputスイッチを備えています。
- 自我発振(セルフ・オシレーション)に対応したIntensityパラメータを備え、独自のテープパスモデリングにより滑らかな自己発振が得られます。
- テンポシンク機能、エコーとリバーブの独立したレベル調整およびパンニング、2バンドEQ(Bass/Treble)、VU/ピークメーター、13種類のファクトリープリセット、サイズ変更可能なUIを搭載しています。
動作環境
| 対応OS | Windows、macOS、Linux |
| サポートしているプラグイン形式 | VST3、CLAP、AU、LV2 |
まとめ
Tape Echo 2は、3ヘッド方式のディレイ構造とスプリングリバーブの双方を高い精度で組み合わせた魅力的なツールです。
ダブミックスの飛ばし音から自己発振を利用した効果音作りまで、テープエコー特有の温かみと立体感を手軽に楽曲へ採り入れることができます。
費用をかけずに本格的なヴィンテージサウンドを手に入れたい場面で力強い選択肢となります。
