
ミックスの中で異なる楽器が同じ周波数帯でぶつかり合い、音が濁ってしまう現象に悩む方は少なくありません。特にボーカルとバッキング、あるいはキックとベースのバランス調整は、多くの労力を伴う難しい作業として知られています。
今回は、そのような周波数マスキングの問題をスマートに解決する新しい選択肢が登場しましたのでご紹介します。イタリアの個人開発者が手がけた、サイドチェーンを活用した動的なプロセッサーです。
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プラグインの詳細
このソフトウェアは、外部からのサイドチェーン入力をトリガーとして、特定の周波数帯域のみをリアルタイムで抑制するクリーンアップツールです。一般的なコンプレッサーのように全体の音量を下げるのではなく、音が重なる部分だけをピンポイントでコントロールできるのが大きな特徴になります。無料の基本版に備わっている主な機能と特徴は以下の通りです。
- 競合するトラックの周波数マスキングを効果的に低減
- 外部サイドチェーン入力の信号を正確にリアルタイム解析
- 独自のステイトバリアブルTPTフィルターネットワークを搭載
- 伝統的なベルカーブとは異なる減算ベースのシステムを採用
- 周囲の音質を損なわずに不要な重なりをタイトにカット
- ハイパスとローパスのフィルターで処理の範囲を指定可能
- 効き具合を直感的に調整するアマウントパラメーター
- 遅延を一切発生させないゼロレイテンシーモードでの動作
基本版はシンプルな操作系にまとめられており、素早いクリーンアップ作業に向いています。さらに高度なステレオ処理やミッドサイド制御を行いたい場合は、製品版へのアップグレードも用意されています。
動作環境
こちらの表で、本ソフトウェアが動作するシステム要件をご確認いただけます。
| 項目 | 詳細 |
| 対応OS | Windows |
| サポートしているプラグイン形式 | VST3 |
まとめ
音の濁りを取り除く作業は、手動でのイコライジングを繰り返すと時間がかかる上に、不自然な響きになりがちです。今回ご紹介したプロセッサーは、必要な部分だけを動的にカットするため、原音のニュアンスを保ったままクリアなミックスを実現できます。
まずは無料の基本版を導入して、その効果を実際の楽曲制作で試してみてはいかがでしょうか。作業効率の大幅な向上が期待できます。
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