
音圧やダイナミクスのコントロールにおいて、一般的なピークリミッターだけでは思ったような自然な音像が得られないと感じる場面は少なくありません。短時間の突発的なアタックに過剰に反応してしまい、全体の質感が損なわれてしまうケースがあるためです。
今回ご紹介するPush and GrooveのRMS LEVEL LIMITERは、信号の瞬間的なピークではなく、音の平均的なエネルギーであるRMSに基づいて動作するダイナミクスプラグインです。サウンドの持つ本来の躍動感を保ちながら、スムーズで安定したレベル調整を可能にしてくれます。
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プラグインの詳細
- RMS検出方式の採用:突発的なピークではなく音節や音のまとまりに反応するため、滑らかで自然なレベルコントロールが可能です。
- 2段階処理システム:RMSによる処理の後にセーフ・レベル・ステージが用意されており、処理後に残った不意のピークをしっかりとキャッチします。
- 3種類のRMSウィンドウ設定:FAST(50ms / リズム系向け)、MID(300ms / ボーカルや楽器向け)、SLOW(600ms / パッドやバス向け)を切り替えて処理時間を選択できます。
- 多彩な視認用メーター:RMSやピークのレベルに加え、RMS側とセーフ側の減衰量を個別に確認できる仕様になっています。
- 配信や音声コンテンツにも最適:YouTube動画、ポッドキャスト、ナレーションなど、過度な変化を抑えて声の聴き取りやすさを整える作業に重宝します。
- パラメーター構成:インプット、RMSスレッショルド、アタック、リリース、セーフレベル、アウトプット、ミックス、バイパスを搭載しています。
動作環境
| 対応OS | サポートしているプラグイン形式 |
| Windows | VST3 |
| macOS | AU |
まとめ
Push and GrooveのRMS LEVEL LIMITERは、アタック感を壊さずに全体の平均レベルを整えたいときに極めて有効なツールです。ボーカルやナレーションの音量差を揃える作業はもちろん、各種トラックやバス処理の質感維持にも威力を発揮します。
二段階の制御構造と使いやすいタイムウィンドウ設定により、直感的な操作で音像を安定させることができます。質の高いダイナミクス処理を手軽に導入したい方は、制作環境に組み込んで試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード
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