
デジタルグラニュラーな質感やゲームボーイ風のレトロなローファイサウンドを楽曲に取り入れたい場面で、新しい選択肢が登場しました。
RiverFlux AudioがリリースしたBITLAYERは、単なるビットクラッシャーの枠を超えたマルチバンド処理対応のエフェクトプラグインです。
レトロなゲーム機を思わせるピクセルアート風のインターフェースを備えつつ、非常に高度で柔軟なサウンドメイキングを実現します。
プラグインの詳細
BITLAYERは、周波数帯域を細かく分割して個別に劣化処理を行える先進的な音響設計が特徴です。
- 周波数帯域を8つの独立したレイヤーに分割し、各帯域へ個別にビットクラッシュを適用可能
- 各レイヤーごとにビット深度の削減、サンプルレートの削減、ジッターコントロールの調整が可能
- 帯域ごとに処理順序の入れ替え、バイパス、ソロ、ミュート、ゲイン調整を自在に操作
- ソースの特性に応じて最適な処理を行う3つのモード(ノーマル、サステイン重視のトナール、アタック重視のトランジェント)を搭載
- 帯域ごとのミッド/サイド(M/S)ルーティングにより、ステレオ音像の広がりや中央のみにエフェクトを配置可能
- 精度優先のミキシングモードと、演奏やリアルタイム録音に適したローレイテンシーモードの2種類のエフェクトエンジンを切り替え可能
- ドラム、ベース、シンセパッド、ボーカルなど多彩なソースに対応する88種類のファクトリープリセットを収録
一般的なビットクラッシャーでは全体の解像度が均一に落ちてしまい、低域が潰れたり高域がうるさくなり過ぎたりすることがあります。
しかし本機を使用すれば、ドラムループのキック部分の迫力を保ったままハイハットのみを荒く削ったり、ベースの中域だけにデジタルエッジを加えたりといった緻密な制御が簡単に行えます。
動作環境
| 項目 | 内容 |
| 対応OS | Windows, macOS, Linux |
| サポートしているプラグイン形式 | VST3, CLAP, AU |
まとめ
RiverFlux AudioのBITLAYERは、8帯域の独立処理や過渡特性に応じたアルゴリズム、Mid/Sideコントロールなど、現代の音楽制作に必要な機能を網羅した革新的なマルチバンドビットクラッシャーです。
GumroadにてName-your-price(投げ銭方式)で配布されており、数値を0と入力することで費用をかけずにダウンロードできます。
高品質なローファイエフェクトやクリエイティブなサウンドデザインツールを探しているクリエイターにとって、試す価値が十分にある一冊のようなプラグインです。
