
伝説的なハードウェアシンセサイザーであるElektron Monomachineの音源エンジンをエミュレートした無料のオープンソースソフトウェア「Monomodule」が登場しました。
開発者のShnolk氏によって公開されたこのツールは、Motorola DSP56300プロセッサー上でオリジナルのDSPプログラムを実行することにより、ハードウェア特有の音色処理を忠実に再現します。
DAW上での作業性を高めるため、操作画面や構成が最適化されている点が大きな魅力です。
プラグインの詳細
- GND、SID、SuperWave、DigiPRO、FM+、VO、FXといった全22種類のデジタルサウンドマシンを網羅しています。
- トラックごとにフィルター、アンプ制御、ディレイ、3基のLFOを搭載し、細やかな音作りが可能です。
- 1トラック仕様のMonomodule One、6トラックマルチティンバー仕様のMonomodule Six、外部音声用のMonomodule FX、SysEx管理用Libraryの計4ツールで構成されています。
- リバーブ、コーラス、Dynamix、リングモジュレーター、フェイザー、フランジャーを単体のエフェクトとして他のトラックに適用できます。
- SysEx形式のバックアップファイルを読み込み、プリセットの試聴やパターンのMIDI出力を行えます。
- 公式から無償配布されているMonomachine OS 1.32Bのファームウェアファイルを初回に指定するだけで簡単にセットアップが完了します。
動作環境
| 対応OS | サポートしているプラグイン形式 |
| Windows 10以降(64-bit) | VST3, スタンドアロン |
| macOS 12以降(Intel / Apple Silicon) | AU, VST3, スタンドアロン |
| Linux | VST3, スタンドアロン |
まとめ
Monomoduleは、Elektron Monomachineならではの独自かつ強力なサウンドエンジンをDAW環境へスムーズに導入できる優れたソフトウェアです。
4つのモジュールに分かれた柔軟な設計により、シンセサイザーとしての活用だけでなくエフェクターとしての活用も容易に行えます。
初期セットアップも非常にシンプルであり、ハードウェアの魅力を現代の制作環境で手軽に体験できる貴重なツールと言えます。
