
ボーカル処理において、ピッチやフォルマントを自由に変化させる手法は、現代の楽曲制作に欠かせない要素となっています。
声の印象をガラリと変えたり、独特のエフェクト感を演出したりする作業は、トラックの個性を左右する重要な工程です。
今回は、直感的な操作性と多彩なモードを備えたリアルタイム・ピッチ&フォルマント・トランスフォーメーション・プラグイン、StinkFace AudioのShiftFaceをご紹介します。
プラグインの詳細
ShiftFaceは、リアルタイムでのピッチ変更とフォルマント調整、そして声質の変換に特化したエフェクトプラグインです。
直感的なコントロールと高度な音声処理技術が融合しており、短時間で効果的なサウンドメイクを行えます。
主な特徴や機能は以下の通りです。
- ±24半音の広いピッチ調整範囲と、±24半音相当(±12半音表記)のフォルマント制御を搭載
- ピッチとフォルマントを1クリックで連動させ、リサンプリング風のダイナミックな変化を生み出すリンク機能
- クリーンな音質を保つNatural、主張の強い声質へ変化させるPersona、固定キャリアで人工的な響きを作る実験的なRobotの3種の発声モード
- 子音やトランジェントの質感を保持し、言葉の輪郭を損なわずにピッチを変更する処理能力
- 動的・静的・無効から選択可能なレベルマッチング機能により、処理前後の音量差を自動で補正
- 追従性やピッチの平滑化、ノートホールド、フォルマント挙動など、細部まで調整できるトラッキングパラメーター
- 左右チャンネルを連動または独立して解析できるステレオ処理モード
- FactoryプリセットとUserプリセットの保存・呼出に対応し、サイズ調整が可能なユーザーインターフェース
動作環境
| 対応OS | サポートしているプラグイン形式 |
| Windows | VST3 |
※初回アクティベーション時に1台につき1回のインターネット接続が必要です(1ライセンスで3台まで認証可能)。
まとめ
ShiftFaceは、±24半音のピッチシフトと独立したフォルマント制御、そして特徴的な3つの発声モードを備えた強力なボーカル処理ツールです。
自然な補正からピッチを固定したロボットボイスまで、幅広い声の演出をスムーズに実現してくれます。
投げ銭方式(0ポンドからのダウンロードが可能)で入手できるため、手軽に高度なボーカルエフェクトを導入したい方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
