
現代の楽曲制作において、トラックに豊かな響きや心地よい広がりを加える作業は欠かせません。こうした音響処理を1台で、しかも高い精度でこなしてくれる新しいプラグインが登場しました。今回は、マルチバンド対応のサチュレーターであり、ステレオ幅の調整も行えるデジタルプロセッサーを紹介します。
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プラグインの詳細
このプラグインは、音信号を低域、中域、高域の3つに分割して個別に処理できるシステムを持っています。クロスオーバー部分には位相の変化が起きない設計を採用しており、効果を無効にすると元の音と完全に一致する透明性を保っています。
主な機能と技術的な特徴は以下の通りです。
・5つのアナログモデリングと計20種類の質感
ダイオードやオペアンプ、トランス、テープ、真空管という5種類の回路を再現した質感を備えています。それぞれに4つのバリエーションが用意されており、合計20種類の異なる響きをバンドごとに選択できます。
・詳細なバンド別コントロール
各バンドにはサチュレーションの量だけでなく、フィードバック、ドリフト、ノイズ、あるいはミッドサイドの幅を調整する機能が独立して備わっています。
・モノラル音源を広げるステレオ合成
独自のステレオ拡張機能を有効にすることで、モノラルで録音された音源に対しても位相の問題を起こさずに自然な広がりを与えられます。
・全体のバランスを整えるイコライザー
最終的な出力段には、800ヘルツを中心として全体の明るさや温かみを傾けるように調整できる、特殊なイコライザーが搭載されています。
動作環境
こちらのソフトウェアは、主要なコンピューター環境においてスムーズに動作するように設計されています。
| 項目 | 詳細 |
| 対応OS | Windows、macOS |
| サポートしているプラグイン形式 | VST3、AU |
特別なアクティベーション手続きやコピープロテクションは導入されていないため、導入後の管理も非常に容易です。
まとめ
音質を損なわずに緻密な倍音付加とステレオ音像の構築を行えるのが、このプロセッサーの強みです。3つの帯域を個別に制御できる柔軟性と、豊富な回路モデリングによって、楽曲のクオリティを一段引き上げることができます。様々なトラックの処理に活用できる強力な選択肢となるでしょう。
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