
Universal Audioが開発するDAWソフトの最新バージョンとして、UAD LUNA 3.0がリリースされました。
従来の仕様から名称やラインナップが再編され、エディション構成は無料版のLUNA Free(UAD Exploreに含まれる形式)と、有料版のLUNA Studioへと移行しています。
アナログコンソールを再現したサウンド特性を継承しつつ、ワークフローの改善やスケッチ機能の導入、MIDI編集の強化が図られています。
プラグインの詳細
LUNA 3.0では、アイディア出しからトラックメイク、編集作業までをスムーズに行うための機能が多数追加・拡張されています。
- アイディア作成支援機能 LUNA Play:演奏を開始すると楽器やテンポを自動識別し、最適なチャンネルストリップや音量レベルを自動設定して即座にスケッチ録音が可能なモード
- 専用ピアノロール画面の追加:拡大・縮小に応じたアダプティブグリッドやスケールアシストに対応し、MIDIノートの精細な編集を実現
- Stem分離機能の搭載:ステレオ音源からボーカルや各パートを分離可能(無料版は最大4トラック、Studioエディションは最大6トラックに対応)
- スマートな音声編集ツール:無音部分を自動検出してカットするQuick clip tidyや、特定のフレーズに対して精密なゲインカーブを適用できるClip gain automationを実装
- 柔軟なルーティングとトラック管理:モノラル入力を直接ステレオスロットへ割り当てる機能、掛け録り用のRecord FXスロット、およびフォルダートラック構造に対応
- アナログモデリングの標準装備:全チャンネルストリップにテープスロットを備え、無料版にも8種類のUADプラグイン(1176、LA-2A、610 Tube Preamp & EQなど)が標準付属
動作環境
| 対応OS | サポートしているプラグイン形式 |
| macOS / Windows | LUNA内にてAU、VST3、AAX、UAD Nativeプラグイン等を読み込み可能 |
まとめ
LUNA 3.0は、従来のアナログモデリング技術による音質面での強みをそのままに、MIDI編集機能の拡充やスマートな作業支援ツールを組み込んだメジャーアップデートです。
楽曲制作の初期段階からミキシングに至るまで、直感的かつ高精度なワークフローを提供するデジタルオーディオワークステーションへと進化を遂げています。
