皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。
今月の月初めのご挨拶と雑記でも触れていたのですが、実は6月11日から2泊3日で近場の有馬温泉に行ってました。
距離的にも在住の大阪市内から一時間ほどと気軽な距離です。
私もいい年こいたオッサンになってしまったので、たまには温泉にでも浸かってのんびりしたいなと。
体中、特に腰は常にバキバキでボロボロです。
そんなわけで今回は小旅行の雑記ですが、今後有馬温泉に行く人の参考になれば良いなと思い、ダラダラと駄文を書かせて頂きます。
宿泊は有馬ロイヤルホテル
今回は2泊ともに有馬ロイヤルホテルでお世話になりました。
「じゃらん」の有馬温泉エリアで11年連続で売上1位との事。
「ロイヤルホテル」とありますが、旅館です。ものすごくオーソドックスな温泉宿です。
小さいながらも改装や掃除が行き届いており、かなりキレイでした。
場所は有馬温泉駅から徒歩10分ほどと、他の宿に比べて若干距離があります。
連絡すれば駅前まで送迎があるので、場所が分からなくても安心です。
私は少し散策がしたかったので、のんびり歩いて向かいました。
この階段が割とガチでキツかった…地理的に坂道が多いのは宿命ですが、
中年で都会暮らしの身には厳しい道程です。
ちなみに入り口にいらっしゃるタヌキは縁起物で、お腹を触ると子宝に恵まれるそうですよ。
部屋はこんな感じ
12畳の和室(禁煙)です。お洒落でキレイな部屋だったので嬉しかった。
生粋の日本人なので、やっぱり畳は落ち着きます。
お茶菓子はこんなん。
流石に炭酸煎餅は2日ともに出てきませんでした。
今話題の透明なコーラのお供に頂きました。
大昔に「タブクリア」という不人気短命な透明コーラがあったのですが、今回はどれくらい持つでしょうか。
布団は奥の間に敷かれており、フカフカで寝心地はかなり良かったです。
2日間ぐっすり眠ることができました。
温泉は本当に素晴らしかった
有馬温泉は日本三古湯の温泉で「金泉」と「銀泉」があります。
ホテルには露天の金泉があり、塩分と鉄分を多く含んだ泉質で、神経痛、筋肉痛、関節痛を始め、様々な怪我や病気に効能があります。
空気に触れると酸化するので茶色く濁り、塩分が多いので舐めるとしょっぱいです。
露天とありますが、外の景色は一切見えません。
ただ、外気があるのと無いのではかなり違いがあり、個人的には結構開放感がありました。
6月という、比較的暇な時期というのもあって、2日間ほとんど他の人と顔を合わせる事もなく、露天の金泉を独り占め状態でした。
温泉に入ることがメインだったので、これについてはものすごく満足。
太閤秀吉も愛した湯という事で、殿様気分を味わえました。
食事はこんな感じ
食事は部屋で用意してもらえます。チェックイン時に朝食、夕食の時間を指定すれば10分前くらいにスタッフさんが来てくれるというシステムです。
完全に旅館ですね。本当に久しぶりな感覚です。
朝は8時、夜は19時で指定させて頂きました。
はい、夕飯はこんな感じです。
これで全部ではなく、時間が経つといくつかのお料理が追加されます。
三田牛のしゃぶしゃぶなのですが、生でも食べられるということで、私はワサビ醤油で頂きました。
専門家でも何でも無いので細かいことは分かりませんが、非常に美味しいお肉でした。
私は生魚がものすごく好きなのですが、出てくる魚介すべてが新鮮でとても美味しかったです。
お刺身って本当に口の中が幸せになりますね。
献立です。イラストでの解説付きという何ともお茶目なものです。
見ていただければお分かりでしょうが、非常にボリューム満点な内容となっています。
私は比較的大食らいな部類に入るのですが、正直かなりギリギリでした。
女性や少食な人だととてもじゃないですが食べきれません。
更に食事が始まってから30分後に山菜の炊き込みご飯が炊きあがるので、ここまでにお腹が一杯になってしまった人だと心が折れてしまうかもしれません。
山菜ご飯、香りと自然な甘さがあってとても美味しかったです。
朝食です。朝8時からかなりのボリュームで圧倒されます。
ちなみにご飯はお代わり自由です。
豆乳鍋が優しい味付けで、朝起きたばかりの胃に染み渡ります。
豆乳自体はあまり好きではありませんが、これは美味しかった。
朝からおかずがいっぱいです。これだけあればご飯のお供に困ることはないでしょう。
ご飯が進む進む…まあ、一杯しか食べてないですけどね。
と、こんな感じの内容が2日間続きます。
ボリューム、クオリティともに文句の付け所はないのですが、とにかく量が凄まじいです。
大食らいの私ですらちょい厳しいので、そうじゃない人の場合だと、半分の量で十分かもしれないと思えるものです。
美味しくはありますが、無理をしてコンディションを崩してしまうと、せっかくの楽しい旅行が台無しになってしまうので、食べ過ぎには注意してくださいね。
ちなみに私は一時的ではありますが、体重が4キロほど増えました。
観光、散策
ロープウェイやその他の交通機関を使えばそれなりに見る所はあるのでしょうが、純粋に温泉街として見る所というのはそんなに無い気がします。
温泉と炭酸煎餅の街です。以上。
と、これで終わらせてしまうのもアレなので、軽く散策した時に撮った写真と共に少しだけ有馬の観光地を紹介していきたいと思います。
まずは炭酸煎餅の老舗、三津森本舗です。
炭酸煎餅は温泉街のどこにでも売っているのですが、明治40年から手焼きで作っているそうです。
出来たての炭酸煎餅を試食させてくれます。
有馬温泉の炭酸泉を飲める場所です。
もちろん美味しい訳がないのは承知の上で飲んでみました。
鉄サビの味がする水道水を思わせてくれます。
口直しに「有馬サイダーてっぽう水」を飲みました。1本250円です。
オーソドックスなサイダーで安定感があります。
キンキンに冷えてやがるっ・・・!!
ホテルの近くには温泉寺があります。
行基と仁西の木像が祀られ、多くの寺宝が所蔵されているとのことです。
その隣には温泉神社があります。
大己貴命・少彦名命・熊野久須美命の三神が祀られています。
道はかなり険しいです。
中年には厳しい坂と階段でした。
子宝に恵まれるというご利益のある神社なので、数多く掛けられた絵馬にも子授け祈願や無事出産できた事への感謝が書かれていました。
この短い橋は「ねね橋」と呼ばれています。
有馬に別邸を建てて、湯治に訪れた秀吉と温泉を楽しんでいたのでしょうか。
二級河川の有馬川です。
この奥には少し幻想的な風景がありました。
そして昼食なのですが、ホテルでは和食中心のあっさりしたものばかりだったので、少しパンチの効いたものが食べたいと思い、駅の近くにあるお店に行きました。
「カフェ&バー マスタング」というお店で、有馬温泉のイメージとは大きく離れたアメリカンな店構えです。
私もこのTシャツは持ってます。
去年ユニクロで買ったものだと思います。
黒毛和牛を使ったローストビーフサンド。1,000円です。
あっさりした味わいですが、ビーフのパンチがあり食べごたえ抜群です。
あと、ポテトもホクホクで美味しい。
トマト風味の「金カレー」。1,200円です。
くまが有馬の金泉に浸かっている甘口カレーです。
これはかなり美味しかった。野菜はもちろんですが、肉がゴロッとかなりのボリューム。
御飯の量は少ないですが、満足感は結構あります。
萌えコンテンツ…もちろんありますよ
日本では様々なコンテンツが萌え化され、町おこしに一役買う事が多いのですが、もちろんこの有馬温泉にもありましたよ。
今回お世話になった有馬ロイヤルホテルや温泉街にあるお店でたびたび見かけたこの娘たち。
電車の中吊り広告や駅内にもポスターが。
「温泉むすめ」と言うコンテンツで、温泉の擬人化というわけではなく、温泉に宿る下級の神様がアイドルとなって温泉地を盛り上げるというものらしいです。
もう何でもアリですが、個人的にこういうのはキライじゃないです。
ちなみに有馬温泉のキャラクターは「有馬輪花」さんと「有馬楓花」さんです。
詳しくは公式サイトでご確認ください。
せっかくなので、ホテルの売店でグッズを買ってきましたよ。
上段から炭酸せんべい15枚入り1,000円(超割高)、下段左から有馬楓花、有馬輪花キーホルダー各400円、マグネット4個入り800円。
キーホルダーとマグネットはヒノキ製です。
終わりに
2泊3日の短い小旅行ですが、書いてみると結構な長さになってしまいました。
幼い頃に旅行で来たことがあるらしいのですが全く記憶に無いので、今回が初めての有馬温泉という感覚です。
子供にとっては娯楽が少ない温泉地も、私のようなおっさんで単純にのんびり温泉を楽しみたいという人には丁度いいのではないかと思います。
予算としては、1泊あたり16,000円~で、それに昼食代とお土産代、交通費といった感じです。
これくらいリーズナブルであれば気が向いた時にまた行きたくなりますね。
ということで今回もお付き合い頂きましてありがとうございます。