アクセスして頂いた皆様へ

  • ブログ内全てのページにおいてアフィリエイトプラグラムによる広告収益を得ています。
  • DTMソフトウェア情報についてのご案内と免責事項などはこちらに記載しています。
  • 音楽素材のご利用規約についてはこちらから。利用前に必ずお読みください

AWS Magazine

DTMerは楽器の演奏もできた方が良いの?そのメリットと必要性

2024年12月13日




近年、DTM(デスクトップミュージック)は手軽に音楽制作を始められる趣味・職業として人気を集めています。ですが、DTMer(DTMを行う人)にとって、実際に楽器を演奏できるスキルは必要なのでしょうか?この記事では、DTMerが楽器を演奏するメリット、必要性、そして楽器演奏を習得するためのコツについて深掘りしていきます。

 

DTMと楽器演奏は共存できるのか?

まず結論から言うと、「DTMerが楽器演奏もできることは大きなメリットになる」ことは間違いありません。しかし、それは「必須」というわけではありません。DTMの技術だけでプロ並みの楽曲を作り出すことも可能です。では、なぜ楽器の演奏が役立つのか、以下で詳しく解説します。

 

DTMerが楽器を演奏する5つのメリット

1. 楽曲制作の幅が広がる

楽器を演奏できると、音楽理論を感覚的に理解しやすくなります。たとえば、ギターやピアノを弾く経験があれば、コード進行やメロディラインを自然に考えられるようになり、DTMでのアレンジや作曲の幅が広がります。

 

2. 演奏データの生感を加える

MIDI入力デバイスや打ち込みだけでは再現しづらい「人間らしい揺らぎ」や「ニュアンス」を直接演奏で取り込むことができます。特に、ピアノやギターをリアルタイムで録音することで、リズムやタッチの微妙なズレが楽曲に生命感を与えます。

 

3. コラボレーションの可能性が広がる

楽器演奏ができれば、他のミュージシャンやバンドとセッションができるため、コラボレーションの機会が増えます。リアルタイムのアイデア交換や即興演奏を通じて、DTMだけでは生まれないような楽曲が完成することも。

 

4. ライブパフォーマンスが可能に

DTMerが楽器を演奏できると、ライブでの表現力が向上します。DTMのトラックに合わせてギターやキーボードを演奏することで、観客に強いインパクトを与えるパフォーマンスが可能になります。

 

5. インスピレーションを得やすい

楽器を手に取り、自由に弾いているうちに新しいメロディやリフが生まれることがあります。このような即興的なひらめきは、DTMだけでは得られない体験です。

 

楽器演奏は必須なのか?初心者DTMerに伝えたいこと

一方で、楽器演奏のスキルがないことを不安に感じる必要はありません。以下の場合、楽器を演奏しなくてもDTMで十分活躍できます:

  • 作曲をソフトウェア中心に行う場合
    AI作曲ツールやMIDIパターンを駆使すれば、楽器を弾かずとも高品質な楽曲を制作可能。
  • ジャンルによる違い
    エレクトロやヒップホップなど、打ち込みが中心となるジャンルでは、楽器演奏よりも音色選びやエフェクト処理のスキルが重要。
  • 目指すゴールに応じて
    趣味として楽しむなら、楽器を学ぶ必要は必ずしもありません。ただし、より多様な表現を求めるなら学びはプラスになります。

 

DTMerが楽器演奏を始める3つのステップ

楽器演奏を学びたいDTMerに向けて、手軽に始められる方法を紹介します。

1. 最初の1台を選ぶ

初心者におすすめの楽器は以下の通りです:

  • ギター:シンプルなコード進行が覚えやすく、弾き語りにも使える。
  • キーボード/ピアノ:コード進行、メロディ、ベースラインを同時に演奏可能。
  • ベース:リズム感を鍛えられる上、バンドアレンジにも応用しやすい。

 

2. 簡単なコードやフレーズから始める

楽器演奏は最初から完璧を目指さず、シンプルな曲やフレーズを繰り返し練習することが重要です。たとえば、ギターならC、G、Am、Fといった基本コードを覚えることからスタート。

 

3. DTMとの融合を試みる

楽器を演奏しながら、それをDTMに取り込んでみましょう。DAW(デジタルオーディオワークステーション)で録音し、ループやエフェクトをかけることで新たな楽曲の可能性が広がります。

 

DTMと楽器演奏の未来

DTMの進化により、音楽制作のハードルは大幅に下がっています。しかし、楽器演奏を取り入れることで「デジタルとアナログの融合」が生まれ、より深い表現が可能になります。あなたのDTMライフをさらに充実させるために、ぜひ楽器演奏にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

DTMerにとって楽器演奏は「必須ではないが、大きな武器になる」スキルです。楽曲制作の幅を広げたり、コラボレーションの可能性を増やしたりと、数多くのメリットがあります。興味を持った方は、まず身近な楽器を手に取り、少しずつ演奏スキルを磨いてみてください。

あなたもDTMerとして新たな一歩を踏み出しましょう!

  • この記事を書いた人
アバター画像

AZU

ブロガー・DTMer。シンプルなモノ・コトが好き。ここでは無料のDTMソフトウェアをメインとした情報、自身で制作した音楽素材の提供などを行っています。

-AWS Magazine

Copyright© AZU Soundworks , 2025 All Rights Reserved.