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ミックス・マスタリング

【ミックス】ボーカルがオケに埋もれてしまうと感じた時にチェックするべき3つのこと

2020年7月1日

皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。

私が宅録を始めた頃に一番難しいと感じたのがボーカルとオケのバランスです。

なかなかCDで聴いてるようなバランスのいい感じにならなくて、モヤモヤしながらもレコーディング関連の本やネットで情【ミックス】ボーカルがオケに埋もれてしまうと感じた時にチェックするべき3つのこと報を集めていた時期がありました。

今ではいい思い出ですが、オケとボーカルを普通に馴染ませるのがこんなに難しいだなんて思いもしませんでした。

という事で、今回はボーカルがオケに埋もれてしまっている状態を改善させるため、まずチェックしておくべき3つのポイントを挙げさせて頂きます。

1.ボーカルの音量がオケに対して小さい

ものすごくありきたりな事ではあるのですが、やはり一番多いケースはこれなんじゃないかと思います。

特にギタリストがミックスをすると、ギターを前に出したくなり、ボーカルの音量が若干後ろに下がってしまう傾向があります。

ボーカルが入る楽曲は「歌モノ」と分類され、曲の主役はもちろん「歌」です。後ろの楽器隊は「ボーカルを引き立たせるための伴奏」という考えを基本としてのミックスを心がけましょう。

マスタリングの際にミックスの段階とは各楽器のバランスも変わってくるので、そのあたりも考慮してボーカルの音量を決めていくのがベターです。

その際にはボーカルの音量をオケに対して「気持ち大きめ」の状態から始めて、違和感があれば徐々に下げていく感じでやってみてはいかがでしょうか。

ミックス終了の段階で「ちょっとボーカルが大きいな」と感じても、マスタリング後にちょうどいいバランスになる場合もあります。なので一度マスタリングまで完了させてからボーカルの音量について再度検証しましょう。

また、ミックスの基準として、制作している音源に近い「リファレンスCD」などを用意して聴き比べながらバランスを考えるのが分かりやすいと思います。

そうそう、これもよくあることなのですが、「ボーカルが下手なのであまり前に出せない」というのもあるかもしれませんね。私もごく稀にですがそんな事もありました。

「いいボーカルさんとのご縁」も最良のミックスへの大事な要素なのかもですね。

 

エフェクトのかけ過ぎ

ミックスの際にボーカルをオケに馴染ませるためにリバーブを用いるのは一般的な方法なのですが、あまり深くかけ過ぎると音像がぼやけ、音自体が後ろに引っ込んでしまいます。

だからと言って、深くリバーブがかかった状態で音量を上げると、オケとボーカルの空気感に違和感が出てしまい、カラオケボックスで歌っているような素人くさい仕上がりになってしまいます。

リバーブの設定としては、ジャンルや性別、ボーカルデータの状態によって変動するので共通の設定などは無いようなものなのですが、基準としては、オケと混ぜて聴いた時に「ちょっとリバーブがかかってるのが分かるかな?」程度で十分だと思います。

あくまでオケに馴染ませるのが目的のリバーブであればそれくらいで十分です。

 

3.イコライザーや音の配置

ミックスの際にどれだけ「音の住み分け」が出来ているかと言うのも非常に重要になってきます。

一つの曲の中には様々な楽器の音があり、ボーカルもその中のひとつのパーツとして組み込まれています。

ただ、ボーカルはその中でも「主役」という位置付けがされており、その他の楽器はボーカルの邪魔にならないようにすることが大事です。

要は「ボーカルのための道を空けたミックス」が必要であるということです。

その道というのはもちろん真ん中です。センターに必要以上に他の音を配置しないように左右にいい感じで音を配置していきましょう。

例を挙げるのであれば、ロックな曲だとギターのバッキングは左右100%に、上モノは20~50%辺り、ギターソロやボーカルが歌ってない状態の時のリードフレーズは真ん中という感じでしょうか。

他の楽器についてもその特性を考えながらバランスよく、オケがこじんまりしないしないように置いていくと、ボーカルが前に出るだけでなく、広がりのある仕上がりになります。

それでもベースやキック、スネアに関しては位置的にどうしても真ん中で仲良くしてもらう事になるので、そのあたりはイコライザーで「帯域による住み分け」が必要になります。

 

まとめ

本当はもっとあるのですが、ひとまずはよくある3つのことをメインに書かせていただきました。

私もDTMを始めた当初はボーカルのことについて散々悩みました。特にボーカルをオケに馴染ませる方法については散々調べ周り、失敗も繰り返してきました。

ただ、やってきた中でわかったことがあります。それは「元のボーカルデータのクオリティが一番大事である」という事です。

ボーカルさん自体の歌唱力やリップノイズなどに対する対策はもちろんとして、収録の際の機材やセッティング、ノイズへの対策も非常に重要になってきます。

安定した歌唱力と状態のいいデータがあれば、大した処理をせずともオケに馴染むし、ボーカルを前に出しても大丈夫です。

3つのポイントはあくまでDTMにおいて出来ることの範囲なので、まずは「音の入口」に気を配ってみることも解決方法のひとつなのではないかと思います。

「ものを作る」際には妥協も必要になりますが、その「妥協」を出来る限り減らして行くことがクオリティの向上につながるのかな、と。

それでは今回もお付き合いいただきましてありがとうございます。

  • この記事を書いた人

AZU

大阪在住のDTMer・ブロガーです。元バンドマンで元ドラマー。現在はPCの前で人生の半分ほどを過ごす生活。好きなものはシンプルなライフスタイルとガジェット、そしてもちろん音楽。更新情報や日々の出来事、考えなどをツイッターで呟いています。

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