皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。
少し前の話なのですが、ネット上で偶然今回紹介するZOOMの新製品「GCE-3」の事を知ってしまい、その日のうちに注文~購入しました。
ちなみに価格は現時点で9,990円とお手頃です。
本体は非常にコンパクトで軽量
パッケージの内容はGCE-3本体、USB Type-Cケーブル、マニュアル、本体の滑り止めシートとなっています。
GCE-3本体のサイズは幅10.6センチ、奥行き8センチ、高さ2.9センチとコンパクトな手のひらサイズです。
見た目にはノブやらスイッチ、液晶モニターがありますが、これは全部ダミーで一切動かせません。実際に触ってみるとモックアップと間違うほどに本体だけでは何も出来ません。
左側面にはマスターボリュームとヘッドフォンアウトがあります。
右側はギターのインプットジャックとAUX INがあり、GCE本体とオーディオプレーヤーを接続する事によって、好きな曲に合わせて演奏が出来るようになっています。
背面はPCと接続するためのUSB Type-C端子と、外部電源用としてDC 5V、Micro-Bの端子があります。
基本的にバスパワーでの稼働なので、よほどの事でも無い限りは外部電源は必要ありません。
別売りのACアダプターはAD-17Aです。
オーディオインターフェイスとして使用可能です
オーディオインターフェイスとしても使えるのですが、XLR入力端子が無いのでボーカル収録にはあまり向いていません。
アウトプットはヘッドホン端子からモニタースピーカーに接続可能ですが、手持ちのオーディオインターフェイスを持っている人はそちらをメインにして、GCE-3はあくまでエフェクター&アンプシミュレーターとして使う方が良いのではないかと思います。
私の場合は「ギター→GCE-3→ミキサー→オーディオインターフェイス」の順に繋いでます。
PCでのエディットについて
ZOOMのウェブサイトから無料で入手できる「Guitar Lab」というソフトを使ってエフェクトの編集が出来ます。
対応製品は(G5n / G3n / G3Xn / B3n / G1 FOUR / G1X FOUR / B1 FOUR / B1X FOUR)となっており、GCE-3はこれら全てのサウンドが使用可能です。
直感的な操作感、配信されるエフェクトや有名なギタリストが作ったパッチも非常に優秀。
個人的にキコ・ルーレイロのパッチが良かったです。
今後も配信により様々な音が手に入るのが楽しみです。
GCE-3とGuitar Labがあれば、ギターとベースの音作りは万全という事ですね。
良い点と気になる点について
良い点
・ギターだけではなくベースのモデリングも使えるのでコスパが良い
・PCの大きな画面で細やかな音作りが可能
・DSP内蔵型による低レイテンシー&CPU負荷の軽さ
・本体が小さいので置き場に困らない&持ち運びも楽
・Guitar Labの追加エフェクト&パッチが魅力的
気になる点
・プリセットの音色が微妙
・本体が軽すぎるので、滑り止めシートを使っても動いてしまうことがある
・かなりデジタル寄りのサウンド
・純粋にオーディオインターフェイスとして扱うには微妙
・耐久性が心配
終わりに
こんな感じでデスク上に置いておくと良い感じですが、実際にギターに繋いで録音作業をするとなると、この場所だとシールドが邪魔になるのでデスク下のラックに置いています。
まあ、本体で重要な操作はボリュームくらいだし、音量はミキサーの方で操作可能なので、今後も人目につかない場所でギターの音が出る箱として頑張ってくれるでしょう。
個人的にZOOMサウンドは好みなのと、配信されているパッチが即戦力なクオリティだったので満足感は結構あります。
が、基本的には昔からお馴染みのZOOMサウンドなので、苦手な人はいるのかな、と。
ですが、この価格でPCエディットが可能なオーディオインターフェイスとしても使えるものはなかなか手に入らないと思うので、ご自身の物欲に身を任せてみてはいかがでしょうか。
それでは今回もお付き合い頂きましてありがとうございます。