近所のダイソーを覗いた際に以前の高音質ステレオイヤホンとはまた別で新たに同じ商品名のものが発売されていました。
非常に紛らわしいのでここでは「高音質ステレオイヤホン(2020年版)」と呼ばせていただくのですが、前回のものは割とクオリティが高かった記憶があります。
なので今回も良い音が期待できると思って買ってきたので簡単にですがレビューしていきたいと思います。
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ダイソーの300円「高音質ステレオイヤホン(HQ-001~005)」は名前通り本当に高音質かどうか試してみた
皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。 今回はダイソーにて300円で販売されている、その名も「高音質ステレオイヤホン」のレビュー記事でございますよ。 「高音質」か…これまでダイソーが世に送 ...
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「高音質ステレオイヤホン(2020年版)」レビュー
仕様としては、アルミニウムハウジング、周波数範囲:20Hz-20.000Hz、インピーダンス:Ω16、ケーブル長:1.2mとなっていて、以前のものとインピーダンスに違いがあります。
製品の特徴は「迫力低音」+「伸びやかなボーカル」との事です。
この2つの要素が全面に出た100均系のイヤホンはほとんどがアレなサウンドな気がするので、この時点で少し不安になっていました。
ハウジングは小ぶりなアルミニウム、イヤーピースはかなりチープです。
でもプラグは金メッキなので300円の商品としては最低限の部分は押さえているといった印象ですね。
リモコンマイクについては着信を受けるボタンのみでボリュームなどは付いていません。
ですが、ボタンの押し心地も安っぽくなく、作りはなかなか良い感じです。
音質について
今回もスマホ、PC+オーディオインターフェイスから音出しをしてサウンドチェックをしてみました。
結果としては以下の通りです。
評価
解像度:微妙、音数が増えるとボーカル以外がかなり潰れる
高域:抑えめ、でもギラつきがある
中域:スッキリした感じ
低域:かなり前に出てくる、それでいて心がなくぼやけ気味
全体のバランス:低域が悪い意味で前に出過ぎている
まあ・・・こんな感じです。
ボーカルをはっきり聴かせるために他の音を出来る限り左右に振った結果、低音も左右に振られて他の音を潰してしまっています。
それでいて変に高域を聴かせようとギラつかせたブーストをしているので耳が痛いだけではなく、微妙な解像度によってシュワシュワした心地の悪い音になっているように感じました。
マイクでの通話に関して、音楽を聴く以外での用途であれば特に問題はありませんでした。
終わりに
音楽を聴きたい人にとってはあまり良い製品ではないので、まだ販売している以前のバージョンを買った方が幸せになれると思います。
コスト的に仕方がないとは思いますが、やはり300~500円では越えられない壁があるのでしょう。
それでは今回はこの辺で。
当ブログでは他にもさまざまなイヤホン・ヘッドホンのレビュー記事を書いています。
お気に入りの一品との出会いがあれば幸いです。
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