2014年の引退宣言から1年と9ヶ月ほどですか、とうとうこの日が来てしまいました。
心から敬愛する氷室京介さんのラストツアー「KYOSUKE HIMURO LAST GIGS」が始まってしまいました。
55歳…衰えはあるのかもしれませんが、せめて60歳くらいまではステージに立っていて欲しかったです。
潔い性格なので今後についてもよほどの事がない限りはステージに上ることはないでしょうから、このステージで本当に見納めになると思い、あまりいい席ではなかったのですが参戦させていただくことにしました。
ちなみに参加したのは4月23日のツアー初日です。
(プライバシー保護のためモザイク加工をしています)
15時頃に京セラドーム前についたのですが、すでにものすごい人で物販に関してもすでに半分ほどの商品が売り切れている状態でした。
私はライブでグッズを買うという習慣があまりないのですが、今回はリストバンドとタオルを買いました。
(プライバシー保護のためモザイク加工をしています)
これを見て「ああ、本当に終わりなんだな…」実感させられました。
何度見てもかっこいい。55歳になった今でも男の色気がムンムンです。もう意味すら分からないほどにかっこいいです。
まあ、私の開演までの過ごし方なんぞ読んでも面白く無いのでこの辺にしておきます。
ということで今回のサポートメンバーは以下のとおりとなっています。
ドラム: CHARLIE PAXSON (チャーリー・パクソン)
キーボード: SHUNICHI OSHIMA (大島 俊一)
ベース: FUMIAKI NISHIYAMA (西山 史晃)
ギター:DAITA
ギター:YUKIHIDE TAKIYAMA (滝山 幸英)
マニピュレーター:TESSEY (中野 哲靖)
うん、これ以上ないくらいの豪華で堅実な顔ぶれですね。
個人的に本田毅さんがいないのは寂しいのですが、YTさん(YUKIHIDE TAKIYAMA)もかなり大好きなギタリストなのでDAITAさんとのタッグで音が聴けるのはものすごく楽しみです。
そして23日のセットリストです。
1.DREAMIN’
2.RUNAWAY TRAIN
3.BLUE VACATION
4.ハイウェイに乗る前に
5.BABY ACTION
6.ROUGE OF GRAY
7.16
8.Welcome To The Twilight
9.LOVE&GAME
10.IF YOU WANT
11.LOVER’S DAY
12.ダイヤモンド・ダスト
13.CLOUDY HEART
14.Warriors
15.BANG THE BEAT
16.SUMMER GAME
17.RENDEZ-VOUS
18.BABY ACTION
19.B・BLUE
20.Marionette-マリオネット-
21.ONLY YOU
22.PLASTIC BOMB
23.WILD AT NIGHT
24.WILD ROMANCE
25.ANGELアンコール
26.REVOLVER
27.KISS ME
28.IMAGE DOWN
29.NO.NEW YORK
なんとも驚きの29曲中17曲がBOOWY曲というとんでもないセットリストです。
1曲目は「SLEEPLESS NIGHT 〜眠れない夜のために〜」あたりで攻めてくるかと思っていたので、まさかのDREAMIN’に周りもかなりびっくりしていました。
「LOVE&GAME」はかなり大胆なアレンジが施されていて、サビもメロディに少し手が加えられていました。
しっかりとした準備期間があったからなのか、今まで以上にクオリティは高く、これで引退してしまう人のステージとは思えないくらいです。
しかも本編終了までMCは一切ありません。アンコールの際に少しだけ引退について、最近の日本について話していました。
個人的にはもう2,3曲ほどはソロの曲にしてBOOWY曲との割合を同じくらいのほうがバランスはいいのかなと思いましたが、盛り上がりは相当なものだったのでこれはこれでOKだったのかなと。
私もいっぱい歌ってしまいました。帰りは軽い脱水状態&声がガラガラでした。
ネットではチケットが余っているという噂が流れてきていましたが、会場を見る限りはそんな感じはしなかったですね。照明塔もなく、ステージを見れるギリギリの角度まで席があり超満員と言っていい客入りだったと思います。
全体的な印象としては「え?これで本当に終わりなん?」というほどにあっさりとしたステージ、あっさりとした終わり方でした。引退なんて欠片も匂わせない単なるツアーの初日というか…湿っぽさなんて感じさせる時間もないほどの2時間半です。
「潔さ」、「男の美学」、「生き様」という言葉が似合う氷室さんの最後を考えればこんなものなのかな、と。寂しい話ではありますが、残りの公演についてもファンの皆さんの力で気持よく送り出してあげて欲しいです。
今後も音楽制作やプロデュースなどは続けると思いますし、自身のブランドである「Personal Jesus」などのビジネス展開もあるので、今まで以上に注目していきたいです。
今はひとまずオールキャリアベストアルバムである「L’ÉPILOGUE」を聴きながら音楽をやるきっかけになった氷室さんの思い出に浸りたいと思います。