RolandがリリースしているDAW「Zenbeats」のアンロックバージョンが無償配布中となっています。
「Zenbeats」はPC、iOS、Androidと幅広いプラットフォームで使用できるStagelightをベースとしたDAWアプリで、EDMなどのダンスミュージック制作に向いています。
アプリ自体は基本的に無料で入手できるのですが、あくまで仕様バージョンなので機能制限があります。
今回の無償配布はこの機能制限を解除したバージョンとなっており、通常価格は15ドルほどとなっています。
機能面ではいくつかのドラムサンプルやシンセサイザー、トラックエフェクト、AUv3プラグインのサポートがあります。
ただし、Androidに関してはAUv3プラグインのサポートは不可となっています。
また、DAWなのである程度のマシンスペックが要求されます。iPhoneだと8以降であれば恐らく問題は無さそうですが、アンドロイド端末はスペックの差が激しいので、機種によっては快適に動作しないものもあると思います。
私のスマートフォンは「Xiaomi Pocophone F1」ですが、割と快適に動作してくれました。
入手・機能解除の方法について
「Zenbeats」はApp StoreかPlayストアから入手してください。インストール後にアカウント登録を求められるので登録、その後「Zenbeats」アプリを立ち上げてログインすれば起動します。
アプリ設定の「ストア」→「機能」の項目で「Android Unlocks V1」もしくは「iOS Unlocks V1」を選択してロック機能を解除すれば完了です。
もし、ログインの際に文字がちゃんと打てない現象にあった場合は、スマートフォンやタブレットの文字入力キーボードソフトを初期状態で設定されているソフトに切り替えてみてください。
私は「Google 日本語入力」で入力しようとしたら全然正確に入力できなかったのですが、「Gboard」に戻したら正確に動作してくれました。
またアプリの操作に関してはタッチペンがあると便利なので、100均などで購入することをおすすめします。