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AZU Soundworksの音楽素材集リニューアル作業が完了しました|今後の制作方針とAI時代への向き合い方

この数ヶ月間、集中して取り組んできた作業がようやく一区切りつきましたので、ご報告させていただきます。以前からブログでもお話ししていた、DLsiteで販売している音楽素材集のリニューアル作業がほぼ完了いたしました。このブログ記事が公開される頃には、全ての作業が完了しているかと思います。

これまで長らく販売してきた作品を、現在の形式に合わせて見直す作業は想像以上に大変でした。2010年から2017年頃に制作した音楽素材集が中心で、その主な内容は以下の通りです。

  • 各素材集の名義を「Symphonical Rain」から「AZU Soundworks」に変更
  • ジャケット画像の差し替え
  • データ形式の追加:MP3、OGGにて収録されていた素材集にWAVを追加
  • WAVの追加に伴う価格の見直し
  • WebサイトやDLsiteでの商品説明テキストの修正・更新
  • YouTubeデモ音源のクロスフェード動画を新たに制作し、アップロード

DLsiteにて販売集の素材集一覧はこちらからどうぞ

素材集のクロスフェードについてはこちらからご確認ください。

また、新規のバンドルとして、単体でリリースしていたボーカル曲の音楽素材6曲をまとめたバリューパック「AZU Soundworks Vocal Pack」をリリースしました。これにより、より多くの皆様に手に取っていただければ嬉しく思います。

これですべての改修作業が完了し、心置きなく次のステップに進むことができそうです。今後は、皆様に新しい音楽をお届けするフェーズへと移行していきます。

この機会に、今後の音楽制作に対する私の考えをまとめましたので、お付き合いいただけると嬉しいです。

今後の音楽素材集制作について

新しい音楽素材集を制作するにあたり、いくつかの方向性を決めました。

WAV形式でのリリースと曲数の見直し

今後、音楽素材集は基本的にWAV形式のみでリリースしていく予定です。わざわざ音を圧縮してファイルサイズを小さくする時代ではなくなりましたし、WAVであれば他の形式への変換の際も劣化を気にする必要がないと思います。

また、曲数もこれまでの作品より絞り、10曲で構成される素材集を基本に制作していきたいと考えています。これにより、1曲あたりの価値を高め、より丁寧な作品作りを目指します。価格は10曲入りで3,000円を基本とさせていただく予定です。

制作コンセプトは「作りたいものを作る」

これまでは「こういうシーンに使える」「こんな用途で使ってほしい」といった、利用シーンを想定して制作することが多かったのですが、今後は私自身が「作りたい」と感じた音楽を形にしていきたいと考えています。その曲の用途は、お買い上げいただいた皆様に自由に決めていただくというスタンスです。

私自身の内側から生まれる音楽を、純粋な形で表現していきたいのです。そして、単に短い曲を量産するのではなく、3分~4分程度のボリューム感のある、しっかりとした「曲」として制作していくことを目指します。

AIとの付き合い方について

音楽制作の世界においても、AIの技術は急速に進化しています。特にAIによる音楽生成は、今後さらに身近なものになっていくでしょう。

そうなると、単純に音楽を作るという行為が、これまでのように直接お金に結びつく時代ではなくなっていくのかもしれません。このような状況の中で、私が皆様からお金をいただくためには、どのような価値を提供すればよいのか。その答えが、先ほどお話しした「作りたいものを作る」と「生成はしない」というものです。

もちろん、完全にAIを使わないというのは、今後ますます難しくなっていくと感じています。なぜなら、私がメインで使っているDAW「FL Studio」にも、すでにAIが搭載されているからです。行き詰まった時のアイデア出しなんかもChatGPTのような感じで可能となりました。今後はあらゆるDAWソフトに導入されていくでしょう。

しかし、私が音楽制作において最も大切にしたいのは、作品の根幹となるアイデアやクリエイティブな部分は、自分自身の力で生み出したいなと思っています。

たとえ下手でも、自分のギターを弾き、自分の想いをメロディに込める。その中に「私」という存在の欠片を少しでも残し、それを音楽素材として使ってもらえることに、大きな意味があると考えています。

著作権への配慮とAIの未来

現在、AIが生成したコンテンツの著作権や、AIが学習に用いた素材の著作権が適切に扱われているかについては、まだ不透明な部分が多いのが現状です。無責任な作品を世に出したくないという思いもあります。

もちろん、今後は技術の進歩とともに、法整備も進んでいくことでしょう。しかし、確証が得られるまでは、私はあくまでAIを「制作のアシスタント」として活用し、生成そのものには頼らないというスタイルを貫いていきたいです。例えば、マスタリング作業などはAIの力を借りることで、制作スピードを上げることができます。このように、AIを良い意味で活用しながらも、クリエイティブな部分は自分の中から生み出すというスタンスで活動していきます。

おわりに

リニューアル作業が完了したことで、ようやく皆様に新しい音楽をお届けする準備が整いました。これからも、自分の信じる道を突き進み、心を込めて音楽を制作していきますので、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

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AZU

ブロガー・DTMer。シンプルなモノ・コトが好き。ここでは無料のDTMソフトウェアをメインとした情報、自身で制作した音楽素材の提供などを行っています。

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