皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。
作曲に行き詰まったことはありますか? 「曲を書くのが楽しくない」「アイデアが浮かばない」と感じる瞬間は、作曲を続けていると誰しも経験するものです。
調子が良いときは、イントロからサビまでスラスラと出てくるのに、ダメなときは何をやってもダメ。ひねり出したメロディも「これじゃない」とボツにしてしまう——そんなスランプは、私自身も何度も経験しています。
プロの作曲家や楽曲制作に関わる人であれば、「今日は調子が悪いからやらない」というわけにはいきません。一定のペースで曲を生み出す必要があるため、モチベーションを維持し、アイデアを引き出す工夫が求められます。
今回は、私が実際に行っている「作曲のモチベーションが湧かない時」「アイデアが出ない時」に試している5つの気分転換方法をご紹介します。
1. 散歩で頭をリフレッシュ
作曲作業は基本的にデスクワーク。長時間座りっぱなしだと、気持ちも煮詰まりやすくなります。そんな時、私が最もよくやるのが「散歩」です。
特に深夜の散歩は、静かで邪魔が入らず、気分転換に最適。ただし、安全には十分注意してくださいね。
歩きながら音楽を聴くのもアリですが、あえて無音の環境で街の音に耳を傾けるのも新鮮です。異なるジャンルの音楽を聴くことで新しいアイデアが生まれることもあります。
ポイントは、「作曲のことを考えすぎないこと」。歩いているうちに自然と気持ちがリセットされ、新しいアイデアがふと降ってくることもあります。
2. 読書で別世界に没入
読書も、気分転換には最適な方法のひとつです。
本のジャンルは何でもOK。小説、漫画、ビジネス書、エッセイ……大切なのは、「一度、作曲のことを忘れること」。音楽理論の本や作曲テクニックの本を読むのは、むしろ逆効果になりがちなので、あまりおすすめしません。
私の場合、他人の自宅スタジオ紹介記事を見るのが好きで、読んでいると作業環境を改善したくなります。結果的に、作曲のモチベーションが戻ることも。
読書は姿勢を変えて行うとより効果的です。座ってばかりの作業から解放されるため、リラックス効果も抜群。
私は月額1,000円の「Kindle Unlimited」でジャンルを問わず色々と読んでいて、コスパ抜群なので皆様も是非お試しくださいね。
3. 部屋の掃除や整理整頓
「環境を整えると、頭の中も整理される」とよく言われますが、これは作曲にも当てはまります。
作業スペースがゴチャゴチャしていると、集中力が削がれがち。埃を払ったり、机の上を片付けたりするだけでも気持ちがスッキリします。
実際、あるエンジニアは「良いミックスやマスタリングの秘訣は、整理整頓にある」と言っています。アイデアが浮かんだときにすぐに機材を使える環境を整えておけば、思いついたメロディをすぐに形にできるからです。
掃除は気分転換になるだけでなく、作業効率の向上にもつながる、一石二鳥の方法です。
4. 楽器・機材のメンテナンス
掃除と似たアプローチですが、楽器や機材のメンテナンスも気分転換になります。
私の場合、ギターの弦交換をするときに、ボディの清掃やフレット磨き、金属パーツのクリーニングまで丁寧に行います。さらに、スピーカーの角度や高さを調整したり、ケーブル類のチェックをしたりすることも。
PC内のオーディオファイル整理もこのタイミングでやると、次回の作業がスムーズになります。
「曲が思いつかない時間」を無駄にするのではなく、「次の作業をより快適にする時間」に変える。そうすることで、自然とモチベーションが回復していきます。
5. ウェブサイトやSNSの更新
作曲活動をしている人の多くは、ブログやSNSを活用しているのではないでしょうか?
せっかくなので、曲作りの手が止まっている時間を使って、プロフィールの更新や制作実績の整理、音源の公開環境を見直すのもアリ。
また、メールチェックや営業活動、SNSでの交流などを行うのもいいでしょう。
私自身、作曲で行き詰まった時にブログを更新することがあります。ただし、夢中になりすぎると、気づけば数時間経ってしまうこともあるので注意が必要です。
まとめ:自分に合った気分転換を見つけよう
今後、私は自転車でのポタリング(気軽なサイクリング)も取り入れようと思っています。風を感じながら景色を楽しむことで、よりリフレッシュできそうです。
ただし、プロの作曲家や楽曲制作を仕事にしている人には「納期」があります。気分転換は大切ですが、時間管理もしっかり行いましょう。
音楽制作は、プラモデルのように決まった完成形があるわけではなく、その時々の感情やアイデアによって形が変わるもの。だからこそ、スランプに陥ることもありますが、焦らずに頭をリセットし、柔軟な思考を持つことが大切です。
今回紹介した気分転換方法が、少しでもあなたの創作活動の助けになれば嬉しいです。
それでは、また!
この記事は2020年6月22日に公開したものを修正、再度新規記事として投稿したものとなっています。