【この記事はSymphonical Rainにて2015年3月2日にに書かれたものをそのまま転載しています】
皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。
今回は作曲について少し書かせて頂きます。
「曲を書く」というのは見た感じハードルが高いようにも見えますが、そのハードルはどれくらいなのか、最低限必要な知識はどういったものなのかを私なりにお伝えできればと思っています。
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作曲は簡単?
「曲を書く」と言う事は個人的にはそれほど難しい事だとは思っていません。
「良い曲を書く」のはとても難しいと思います。私にとっても人生における難関の一つです。
「ある程度の良い曲」であれば数をこなせばそのうちに…という感じでしょうか。
ただ、何をするにもある程度の技術やノウハウなどが必要です。
なので作曲に関してもそれなりのコツを掴む事が出来ればそんなに難しい事では無いのです。
こういう言い方をするのも何ですが、私みたいな凡人でも曲を書ける様になれました。
と言う事は、音楽が嫌いな人で無ければ曲を書くこと自体は誰にでも出来るという事です。
作曲に楽器演奏のスキルは必要?
ギターで良い感じのコード進行を弾きながら探して、それにメロディをつける場合
この場合は楽器が出来ないとお話になりません。何せ楽器を弾きながらですから。
ピアノの場合も同様です。このスタイルは昔ながらのスタンダードなスタイルです。
レコーダーに録音する以外に譜面にコードやメロディをを書き残す場合は楽譜の基礎知識も必要です。
楽器自体のスキルは「コードを軽く弾ける程度」で十分だと思います。
DTMを使用しての作曲の場合
基本的に楽器の演奏能力自体は必要ありません。打ち込みで自動演奏が可能です。
ただし、打ち込みには最低限の楽譜の知識が絶対に必要になります。
四分の四拍子の一小節内に四分音符はいくつ入るか、八分の場合は…と言った具合です。
他にも付点がつけばどうなるか、休符が入れば…と言う程度には知識が必要です。
それに加えてPCの基本的な知識、DTMのソフトを使用するにあたっての知識も必要です。
ソフトの使い方が分からないから挫折する人も結構いたりします。
正直私も始めた当時はかなりやばかったです。挫折しなくて良かった…
作曲を始めるにあたって最低限必要な要素
楽器のスキル、音符の知識、PCの知識ももちろん必要です。ですがそれ以外に一番大切なものが…
「根気」です。ある意味これが一番大事です。これがあれば時間を掛ければ何とかなります。
いくらセンスや才能があっても根気強くなければ曲を完成させると言うのは難しいです。
絵を書くにしてもシナリオを書くにしても必要ですよね。なのでまずは「根気」です。
もう一つは「音を取る事が出来るようになる事」です。
テレビで流れているヤマハ音楽教室のCDで小さな子供達が歌ってますよね。
「ドレミファソ~ラファミ・レ・ド~」って言うやつです。
アレってね、実はものすごく大事な事なんです。音を理解する上で大切な練習なんです。
DTMで曲を作る際に思い浮かんだメロディやフレーズを打ち込む事になりますが、
頭の中で鳴っているメロディや、口ずさんでいるメロディの音を正確に取るのって意外と難しいんです。
ピアノやシンセをお持ちの方は是非一度頭の中で浮かんだメロディを口ずさみながら弾いてみてください。
慣れている方なら問題無いかと思いますが、初めての方には結構難しいと思います。
でもこれが作曲において必要なスキルの一つなのです。
「思いついたメロディの音をきちんと拾う事」が出来ればかなりの前進です。
せっかく頭の中で良いメロディが浮かんでも、それを具現化出来ないのは悲しいですよね。
なのでまずは作曲の為の第一歩として「思いついたメロディの音を出来るだけ正確に取る」です。
このスキルは今後、作曲だけではなく楽器を演奏する時にも必ず役に立ちます。
初心者の方はまず手始めにここから始めてみてください。