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TOTOの9年ぶりのアルバム「TOTO XIV ~聖剣の絆」を聴いたので感想でも

2015年4月10日




本当に久しぶりなTOTOの9年ぶりのアルバム「TOTO XIV ~聖剣の絆」を聴いたので感想なんかを書いてみます。

私はTOTOの大ファンなのでこうして新作が聴けるというのは本当に幸せです。

先日ベーシストのマイクがALSの闘病の末、この世を去ったのは寂しく残念でもありますが、初期メンバーのデビッド・ハンゲイトがレコーディングメンバーとして参加している点はTOTOの制作にとってはかなり重要な事なのではないでしょうか。

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今作のレコーディングメンバーは以下の6人です。

スティーヴ・ルカサー(G, B, Vo)
デヴィッド・ペイチ(Key, Vo)
スティーヴ・ポーカロ(Key)
ジョセフ・ウィリアムズ(Vo)
デビッド・ハンゲイト(B)
キース・カーロック(Ds)

自身の活動を理由にドラムのサイモンが脱退してしまっているのですが、キースのプレイも相当なレベルで、安心して聴けます。

サイモンとはタイプが違い、ルークが言うにはジェフに近いみたいです。

アルバムの内容に関しては…かなり良いです。

今作ではボーカリストがボビー・キンボールではなく3代目のジョセフ・ウィリアムズなので、やはり「ファーレンハイト」や「セブンスワン」辺りを思わせるようなイメージです。

私の個人的な意見ではあるのですが、TOTOのボーカルはジョセフが一番良かったので、今回のアルバムに限らず今後も続けて欲しいなと思っています。

曲調にしても目新しい物はなく、分かりやすいほどに「TOTO節」が炸裂しています。

メロディにしても、フレーズにしても、より研ぎ澄まされたものに進化しているので聴いていて楽しいですね。

そして「若々しさ」も感じられます。確実に今のTOTOの方が素晴らしい物を作れていると思います。

恐らく現在のバンドの状態がとてもいいのでしょう。ちなみにツアーではベーシストはネイザン・イーストが担当するようです。

これまでと同じくといった感じですね。

音的に変わったと思わせるのはやはりキースのドラムでしょう。

サイモンとは違いロックでパワフルなプレイはTOTOに新しい音を加えたような気がします。

スネアの音なんかはかなり違いが出ていて、サイモンはヌケの良いシャープな音なのですが、キースの音は明らかにパワフルでガッツのある音です。

キックにしてもキースは「重い」ですね。どちらが良いということではなく、これがドラマーが変わることによるサウンドの違いなのだなと。

そしてルークのギターの音も少し変わったように感じました。

理由としては恐らくギターだと思います。

ルークはライブ、レコーディング共に自身のシグネイチャーモデルであるミュージックマンのギターを使いますが、現在最新のモデルである「L-Ⅲ」はピックアップが従来のアクティブP.UのEMGではなく、ディマジオの「Transition」と言うパッシブタイプのものになっています。

これにより彼の音もかなり変化が出てきたように感じました。

中高域辺りのヌケの良さがありながらキンキンとした音にならない絶妙なトーンです。

そしてアーミングと言うか、ブリッジを揺らしてビブラートをかける独特なスタイルも益々全面に出てきているのでその辺りも要因の一つですね。

以前に増して個性的なプレイが際立つようになりました。

そしてメロディがボーカルのように歌っているようなギタープレイへ進化しているように感じました。

クオリティは本当に恐ろしいまでに高くて、さすが凄腕の集団が集まったバンドなのだなと改めて思い知らされます。

このアルバムでグラミーをもう一度くらい取れてしまうのではないかと思わせるほどに素晴らしい仕上がりになっているので、買って損はありません。

私も手に入れることができて本当に幸せです。そもそもTOTOの新作なんて今後一生有り得ないと思っていたので。

おすすめの曲は全てといえるくらいに捨て曲が無いのですが、あえて挙げるのであれば、「Running out of time」はジョセフのボーカルの良さが際立ち、当時を思わせる曲です。

「China Town」も分かりやすいほどにTOTO節が味わえる曲です。「99」や「Georgy Porgy」を思わせるお洒落さがあります。

TOTOで面白いことといえば、そもそもルークは最初は準メンバー扱いでTOTOに加入していたのですが、このバンドで一度も脱退や離脱をしていない、本当の意味でのオリジナルメンバーはルークただ一人だったりするんです。

アルバムで言えば1978年がデビューの年と言えるので、37年間もの間、彼はバンドを守り続けてきたということになります。凄いですよね。

「継続は力なり」とは言いますけど、ここまで出来る人なんてそうそういないです。

と言うことで是非一度聴いてみてください。

新規の方も、TOTOから離れてしまった方も聴けば満足出来るだけのクオリティをこのアルバムは持っています。

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