スウェーデンのソフトウェアメーカーKiloheartsが開発した「kHs ONE」は、クリアで高品質なサウンドを特徴とするバーチャル・アナログ・シンセサイザーです。2013年にリリースされて以来、シンプルな操作性と奥深い音作りで多くのクリエイターに愛されてきました。
その魅力は、複雑な設定をすることなく、直感的にパワフルなサウンドを生み出せる点にあります。3つのオシレーター、2つのフィルター、そしてウェーブシェイパーを搭載しており、細部にわたる音色の調整が可能です。特に、音が太く温かいと評価されており、ベースやリード、パッドサウンドなど、様々な用途で活躍します。
-
-
【特集】全部タダでOK!!無料で使えるおすすめDTM作曲ソフトで音楽制作システムを構築してみよう
続きを見る
開発終了の背景と無料化について
Kiloheartsは、主力製品である「Phase Plant」などの開発に注力するため、長らく多くのユーザーに親しまれてきた「kHs ONE」の開発を終了することを決定しました。通常19ドルで販売されていたこのプラグインですが、開発終了に伴い、最新バージョンのインストーラーから誰でも無料でダウンロードできるようになりました。
これにより、新規のアップデートやテクニカルサポートは提供されませんが、過去のバージョンに依存することなく、その素晴らしいサウンドをDAW内で自由に使うことができます。歴史的名機を無料で手に入れることができる、まさに音楽制作者にとって大きなチャンスと言えるでしょう。
なぜ今「kHs ONE」を手に入れるべきなのですか?
「kHs ONE」は、そのサウンドクオリティの高さから、今でも多くのプロフェッショナルが愛用するシンセサイザーです。開発は終了しましたが、その音質は色あせることはありません。特に、シンセサイザーの仕組みを学びたい初心者の方にとって、シンプルにまとまったGUIは非常に分かりやすく、音作りの基礎を学ぶのに最適です。
また、古いプラグインの中には、高解像度のディスプレイに対応していないものも多いですが、このプラグインは基本的な機能が非常に優れており、既存の制作環境で十分に活用できます。この無料配布は期間限定のものではなく、いつでもダウンロードできるため、音楽制作を始めたばかりの方も安心して手に入れることができます。
Kilohearts「kHs ONE」の動作環境とプラグイン形式
「kHs ONE」を導入するにあたり、対応しているOSとプラグイン形式をまとめた表を作成しました。ご自身のDAW環境に合わせてご確認ください。
※ VST3形式には対応していませんのでご注意ください。
実際に使ってみた感想と音作りのヒント
私からすると、このプラグインはシンプルながらも音の解像度が高く、非常に扱いやすいという印象です。特にベースサウンドは、分厚く存在感のある音が簡単に作れて、ミックスの中で埋もれることがありません。
音作りのヒントとしては、まずプリセットを色々試してみることをおすすめします。そして、そこからオシレーターやフィルターを少しずついじることで、自分好みのサウンドに近づけていくことができます。また、内蔵のエフェクトも非常に質が高いので、積極的に活用することで、さらに表現の幅を広げることができるでしょう。
ダウンロード
【無料】往年の名機をエミュレートした無料で使えるソフトシンセまとめ
【特集】幅広い音楽制作の主力として!!無料で手に入る名作ソフトシンセまとめ
