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DTMソフトウェア特集

【特集】往年の名機を忠実にエミュレートした無料で使えるハイクオリティなソフトシンセまとめ

2022年11月10日




ここでは往年の名機を再現させた、無料で手に入るハイクオリティなソフトシンセを紹介します。

80年代のシンセサイザーも今となってはコンディションの良好な実機を手に入れるのは難しくなってきました。

ですがメンテナンスフリーなソフトシンセであればそんな名機たちも気軽に試せる素晴らしい時代です。

という事でさっそくいってみましょう。

DEXED

「YAMAHA DX-7」を非常に忠実に再現させたもので、その再現度合いの凄さとしては何と実機のSysExを共有可能です。

なので、もしDX-7実機を持っている人であれば、DEXEDはエディターとしても機能するということになります。

サウンドとしては、80年代のエレクトリックピアノ、ブラス、パッド、FMベルなど、当時の音源の多くで使われていました。

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VK-1 Viking Synthesizer

「Minimoog Voyager」をエミュレートしたソフトシンセです。

ベース、リード、パッド、FXのプリセットが多く、内容も非常に優秀です。

UIも複雑なパラメーターをスッキリとまとめているので、見た目よりも使いやすいです。

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Synth1

「Nord Lead 2」をエミュレートした希少な国産ソフトシンセです。

再現性はもちろんですが、それ以上にシンセとしての完成度が非常に高いです。

リリースは2002年とすでにこのソフト自体がビンテージ化していますが、現在も変わらず優れたフリーソフトシンセの一角として存在しています。

プリセット数の多さも魅力ですが、音作りのしやすさも良好で、私のようなプリセットばかり使う人間にも音作りの楽しさを教えてくれました。

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Tyrell N6

「Roland Juno-60」をエミュレートしたソフトシンセです。

再現性もさることながら、単純な音の良さ、操作性、低負荷と言うことがありません。

フリーソフトシンセの中でもトップクラスと言えるクオリティを誇ります。

音作りの勉強にも最適な操作感が素晴らしいです。

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TAL-U-No-62

こちらもTyrell N6と同じく「Roland Juno-60」をエミュレートしたものですが、UIはより実機に近い雰囲気を持っています。

また、コーラスエフェクトはかけるだけで80年代のサウンドらしくなるのでぜひお試しください。

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OB-Xd

「OberheimOB-X」をエミュレートしたものです。

パッドやベースサウンドが強力な印象です。

エディットもやりやすいのですが、プリセットも割とあるので手早く使えるのが魅力です。

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Fury-800

「KORG POLY-800」をエミュレートしたものです。

アナログと言うとぶっといサウンドなイメージですが、こいつは割とあっさり薄めな印象。

でも、80年代の音楽には非常にマッチしていたので愛用者は多かったように思います。

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PG-8X

「Roland JX-8P」をエミュレートしたものです。

UIは外部コントロールユニットのPG-800と組み合わせたデザインで、かなりのこだわりを感じさせられます。

サウンドの再現性も見た目と同じで、鳴らすだけで80年代の雰囲気を醸し出してくれます。

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K1v

「Kawai K1」をエミュレートしたものです。

UIの再現だけではなく、実機全てのプリセットである768個を収録しています。

XYコントローラーでパッドなどのサウンドに変化をつけながら音を出すと非常に楽しいので、個人的に気に入っていたりします。

今までの制作でもちょこちょこ使っていました。

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COBALT

「Ensoniq ESQ-1」や「Korg DW-8000」をエミュレートしたものです。

このシンセも個人的なお気に入りなので紹介させて頂いていまして、プリセットが豊富かつ優秀なので駆け出しの頃からお世話になっていました。

フリーでこのサウンドが手に入るなんて本当にありがたいですね。

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Novation「V-Station」「Bass-Station」

2003年頃にはリリースされていた歴史あるソフトシンセ2種が開発終了により無償化されました。

V-Stationはハードシンセ「K-Station」から移植された3つのオシレーターを備えた8ボイスのポリフォニックソフトシンセです。

豊富なフィルターとエフェクトセクションがあり、リバーブ、コーラス、フェイザー、ディレイ、パン、ディストーション、EQが備えられています。

また、200のファクトリプリセットと400のユーザープログラムが付属しています。

Bass Stationは1993年にリリースされたハードシンセ「Bass Station」のソフトシンセバージョンです。

ノコギリ波と方形波を備えた2つのオシレーター、オシレーターシンク、12/24dBのローパス特性のフィルターを備えています。

フィルタには、独自のADSRコントロールのセットを備えたフィルタエンベロープがあり、ウォームな重低音から切れ味鋭いリードなどのプリセットが100種付属しています。

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QasarBeach

1980年代のサンプリングベースのシンセサイザー「Fairlight CMIIIx」をエミュレートしたもので、シンクラビアと似た感じの大掛かりなシステムのものですね。

当時の価格は約1,000万円と非常に高価なものですが、現在ではこうして無料でプラグインとして使えるというのがすごいです。

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Orbhits

90年代の名機、E-muの1Uラック音源「Orbit」を忠実にエミュレートしたプラグインです。

DJ、テクノ、ダンスミュージックに特化した音源で、LFOシンセサウンド、スペイシーなパッド、オケヒット系を一通り網羅した内容となっています。

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終わりに

個人的な好みであれば「Synth 1」「K1v」「COBALT」なのですが、広くおすすめするのであれば「Tyrell N6」や「DEXED」辺りでしょうか。

有名どころばかりではありますが、それだけ素晴らしいシンセであるということでもあるので、DTM初心者の方は一通り試してみて、自身の好みのものを使っていけば良いと思います。

ベテランの方は「そう言えばこんなんあったな」的に思い出しながら再び使ってみてはいかがでしょうか。

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AZU

ブロガー・DTMer。シンプルなモノ・コトが好き。ここでは無料のDTMソフトウェアをメインとした情報、自身で制作した音楽素材の提供などを行っています。

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