
手持ちのサンプルや付属のサンプルなどを読み込んで楽曲に取り入れる事が出来るソフトサンプラーですが、現在は無料でも数多くの選択肢がある素晴らしい時代になりました。
多数のハイクオリティな音色が付属していたり、純粋にサンプラーとして高性能だったり、リズムトラック制作に特化していたりと個性豊かです。
これらを使いこなすことによって、少ない予算でも商業レベルの制作が可能となりました。
今回はそんなソフトサンプラーをいくつか紹介させて頂きます。
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SampleTank
プラグインソフトウェアの老舗であるIK Multimediaが配布中のSampleTank4無償版です。
基本無料で課金によるサンプルパックの購入で音色を追加できるというものです。
課金なしの状態でも総容量4GB以上、50種類の音色、200種類のMIDIグルーブが収録され、高品位な70種のエフェクトが使えます。
そしてもちろんサンプラーとしても使えます。WAV、AIFFファイルをドラッグドロップして取り込めば、SampleTank内で音作りも可能となります。
音のクオリティも相当高く、是非とも持っておきたいソフトですね。
Windows、Mac対応、VST、AU、AAX、スタンドアローンをサポートしています。
GRACE
元々はシェアウェアだったものがフリー化されたソフトなので、クオリティが非常に高く扱いやすいものとなっています。
WAV、AIFF、SFZ、SNDといったデータをドラッグアンドドロップで簡単に読み込めます。
エディット環境も充実しているので、自分のサウンドメイクを追求できる点が素晴らしいですね。
Windows対応、VSTをサポートしています。
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TX16Wx
使い方としては王道のサンプラーという感じのものです。
WAVファイルなどを読み込み、加工して鍵盤に割り当てて音を鳴らすという基本的であり、手持ちのオーディオデータを無駄にしない頼れるソフトサンプラーです。
更に細かいエディットが必要な際には有償版を購入する事になりますが、個人的には無償版で十分以上に使い物になるのではないかと思います。
手持ちの音ネタが多い人にオススメです。
オーディオデータはWAV、AIFF、Ogg、FLACを、サウンドフォントはFZ、Akai、EXSを読み込みます。
Windows、Mac、Linux対応、VST、VST3、AU、AAX、CLAPをサポートしています。
Zampler
ドイツの音楽制作情報誌「Beat」が配布しているソフトサンプラーです。
音楽誌がフリーで配布しているレベルとは思えないほどのハイクオリティなソフトで、SFZ、REXフォーマットに対応しています。
Synapse Audioとコラボして作られているようで、何とも豪華ですね。
エディット機能も充実、無償の対応サンプルパックも多数配布されており、このソフトだけで曲を作れてしまえそうなラインナップです。
有償のサンプルパックも非常に安価です。
メインのサンプラーとして即戦力となることまちがいなしでしょう。
Windows、Mac対応、VST、AUをサポートしています。
sforzando
個人的に一番お世話になっているものです。SFZの読み込みに使っています。
現在はある程度手持ちのソフト音源が充実しているので頻度は下がりましたが、気に入った音色については今でも出番があったりします。
操作性がシンプルで、動作も軽いので一時期はかなりの割合で使ってましたね。
ネット上で配布されているSFZに優秀なピアノ音源やらオケ音源があるので戦力としては申し分ありません。
Windows、Mac対応、VST、VST3、AU、AAXをサポートしています。
Sitala
ドラムサンプラーです。
16個のサンプルスロットにそれぞれに6個のコントロールノブがあり、トーン、シェイプ、コンプレッション、チューニング、ボリューム、ステレオパンは、各サンプルごとに個別に調整可能です。
パッドをすばやくコピーおよび交換できるドラッグアンドドロップキット管理機能が秀逸で、手早いキット構築とリズムトラック制作が魅力です。
32,64ビットのWindows、Mac対応、VST、AU、スタンドアロンをサポートしています。
DecentSampler

独自形式のDecentSampler形式のみ対応となっているのですが、「Pianobook」で手に入るライブラリーが非常に優秀です。
有志によるESX24、Kontakt形式のライブラリからの変換が進んでおり、将来的にKontaktの代替となりえる可能性を秘めています。
Windows、mac、Linux、iOSに対応、VST、VST3、AU、AUv3、スタンドアロンをサポートしています。
詳細については以下の記事をご覧ください。
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3Sampler

スロットが3つと少ないのですが、非常に軽量で扱いやすいSFZ専用のサンプラーです。
リバース、ループ機能もあり、音作りの幅は広いのではないかと思います。
Windows、Mac対応、VST、AUをサポートしています。
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Soundpaint

総合音源ライブラリプラットフォームとしてリリースされ、その後のバージョンアップでユーザーサンプルのインポート機能が追加され、サードパーティのサンプルライブラリを作成できるようになりました。
エディタウィンドウを開くと、サンプルを直接ドラッグ&ドロップ可能です。
対応している形式は、MP3、AIFF、WAV、M4A、FLAC、OGGで48kHzで16ビットまたは24ビットとなっています。
Windows、Mac対応、VST、VST3、AU、AAXをサポートしています。
VMPC2000XL

AKAIの「MPC2000XL」を丸ごとそのままプラグイン化したものという感じです。
往年の名機をメンテナンスフリーで扱えるというのは夢のある話ですよね。
Windows、Mac対応、VST3、AUをサポートしています。
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Poise

こちらもMPCスタイルのサンプラーですが、こちらの方がDTMへの最適化がなされている印象です。
WAV、AIFF、SNDファイルを読み込めます。
Windows対応、VSTをサポートしています。
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終わりに
数年ぶりに更新したのですが、更に選択肢が広がって低予算でもハイクオリティな制作が可能になったような気がします。
ただ、最新のソフトウェアに関しては、その分PCのスペックを要求してくるので、自身のPCと相談して導入していきましょう。
個人的には高品質なSFZがネット上に数多く存在しているサウンドフォントプレーヤー「sforzando」と多機能な「TX16Wx」はものすごくおすすめです。









