皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。
ドラム音源といえば定番の「Addictive Drums」「BFD」「Superior Drummer」などがありますね。
どのソフトも音はかなりリアルで元々ドラマーだった私も驚きのサウンドなのですが、価格としては大体40,000円くらいになります。
クオリティの事を考えれば安いといえば安いです。が、DTMを始めたばかりの人にとってはパッと出せる金額ではないかもしれません。
と言うことで今回はフリーで手に入るリアル系ドラム音源を紹介させていただきます。
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Jamstix 4 Free
バーチャルドラマーソフトウェア「Jamstix 4」の機能制限版です。
制限はありますが、ドラム音源としてはかなりのクオリティなので、十分制作の戦力になるのではないでしょうか。
入手も簡単で、最近多いカートシステムやSNSへのいいねなども不要です。
https://www.rayzoon.com/index.html#free_version
MT-PowerDrumKit
Manda Audioが39ドルで販売していた音源がフリー化したものです。
12種類のキットがあり、ハードロックやヘヴィメタルにバッチリなパワフルなサウンドが素晴らしいです。さすが有料の音源だっただけに凄まじクオリティです。
もちろん細かいセッティングも可能なので趣味からお仕事まで使える優れものです。
動作に関しても比較的軽く、全ての面においてバランスの取れた満足度の高い高品位な音源です。
MIDIパターンも数千種類と豊富なバリエーションを誇っているので、それを組み合わせるだけで簡単に1曲分のリズムパターンが組めてしまいます。
いくつかのパターンを組み合わせて音を流しているだけで曲のアイデアが出てきそうな感じです。ギタリストにピッタリですよね。
使用に関してはアクティベーションが必要となりますが、その辺は普通のソフトと特に変わりがないので難しいことはありません。
「DrumMic'a!」に比べたら相当楽に導入できると思います。
https://www.powerdrumkit.com/download76187.php
SSD Free
製品版である「premium SSD 5.5」をベースとしており、非常にリアルでパワフルな音源です。
ですが、ただパワフルなだけではなくゴーストノートも表現できるので、ロックやメタルだけに使うのはもったいない気がします。
サウンドクオリティについては今回紹介している中でもかなり高いものになっているので、ぜひとも一度試してみて欲しいです。
入手は無料ですが、Slate Audio Centerライセンスマネージャーのダウンロードとインストールが必要となります。
https://stevenslatedrums.com/ssd5/#SSD5FREE
Sean Pandy Drums
見た目は何となくアナログリズムマシンを連想させますが、サウンドはバリバリのメタルドラムサウンドです。
キックは王道のカタカタしたトリガーサウンドが再現できます、
スネアもスコーンとヌケが良くて音出ししてるだけでワクワクしてしまいます。
ただ、この音源は「太鼓のみ」なのでシンバル系は含まれていません。
サンプルネタを使うか、「Cymbalistic」と組み合わせると力を発揮できるのではないかと思います。
http://free.chokehold.net/sean-pandy-drums/
Scott Drums
Kontakt用のライブラリです。3GBの容量だけあって非常に繊細なタッチまでを再現可能です。
サウンドとしてはポップス~ロック辺りが守備範囲ですね。ゴーストノートを細かく入れていきたい人には最適だと思います。
入手にはBitTorrentが必要になるのですが、手間が掛かる分の甲斐がある程度にはクオリティが高い音源です。
http://ivyaudio.com/Scott-Drums
DrumCore FREE
32ビットのみのかなり古いものではありますが、サウンドはなかなかリアルでパワーがあり、ポップス、ロックをメインに色々と使えそうな音源です。
SM Drums
Kontakt、Reaper、無料で使えるSfrozando版を備えたありがたい音源です。
パワー系からゴーストノートを細かく入れる繊細なトラックまで幅広く再現してくれます。
容量は2~3GBと大きいですが、このリアルさなら納得ですね。
LABS Drums
世界中のハイエンドな音楽制作に用いられるSpitfire Audioによる無料の「LABS」にて利用可能な音源です。
シネマティックなサウンドが得意なディベロッパーらしく、無料とは思えない超ハイクオリティなドラムが手軽に使えます。
Organic CalfskinKit
サンプリング容量が1.1GBと大きいだけあって非常にリアルなサウンドです。
スティック、ブラシ、マレットでの叩き分けもあるので、本当に幅広いジャンルで活躍させることができる音源だと思います。
Virtuosity Drums
無料で入手可能なSforzandoで使用可能なジャズドラム音源です。
1.4GBの大容量なだけあり、非常にリアルなサウンドです。
ジャズはもちろん、マッチする楽曲であれば何にでも使えると思うので、戦力としては大きいです。
終わりに
個人的に使ってみて良かったのは「SSD Free」、「LABS Drums」、「Sean Pandy Drums」でした。
使いこなせるようになると、多分フリー音源では満足できなくなるので、そのタイミングで製品版に手を出すのがベターです。
それでは今回もお付き合い頂きましてありがとうございます。
DTMにおいてフリーソフトだけでハイクオリティな音楽は作れるのか