「すごく良いボーカルトラックだけど、ここだけちょっと…」という時はもちろん、「ああ、これはあかんわ…」な時の強い味方…そう、ピッチ補正ソフトです。
そしてピッチを補正するだけではなく、コーラスパートを作成したり、ドライなトラックとオートチューン処理したトラックを合わせてダブリング、最近は減りましたが「ケロケロボイス」加工など、非常に幅広い使い道があります。
今回は無料で手に入るピッチ補正ソフトを紹介していきます。
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Graillon 2 Free Edition
無料版と39ドルの有料版がありますが、無料版でも十分以上に使えます。
操作性も効率的で使いやすく、無料のピッチ補正ソフトとしてまずはこれを押さえておくのがベターです。
Windows、Mac、Linux対応、VST、AAX、AU、LV2をサポートしています。
GSnap
古くからある、おそらくフリーでは初のピッチ補正プラグインだと思われます。
フォルマントシフト機能はありませんが、自動ピッチ検出アルゴリズムはかなり優秀です。
Windows、Mac、Linux対応、VSTをサポートしています。
MAutoPitch
無料とは思えないフルボリュームなエフェクトバンドルを提供しているMeldaProductionのプラグインで当然これも無料です。
幅広い補正機能やステレオ拡張が編集に柔軟性を与えてくれます。
ただ、導入の際はすべてのフリープラグインが同梱された単一のインストーラーからとなるので、少し手間がかかるのが玉にキズです。
Windows、Mac対応、VST、VST3、AAX、AUをサポートしています。
KeroVee
こちらは国産のプラグインですが、最終更新は2013年なのでシステムの互換性としてはWindows32ビットのVSTのみ対応とマックユーザーには寂しいものとなっています。
機能面としてはMelodyneと似たような感じで非常に扱いやすいのもあるのですが、公式サイトが日本語なので色々と分かりやすくて助かります。
終わりに
他にもいくつか見つけたのですが、機能面やクオリティを考えて少ないながらもピックアップさせていただきました。
私は普段、CelemonyのMelodyneを使っているのですが、純粋にピッチ補正やコーラスパート作成であればフリーのものでも十分だと思いました。
今後も良さそうなものがあれば随時更新していきますので、時々チェックしていただければ幸いです。
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