Giulio Zausa氏が開発した無償のリバーブプラグイン「RRV-10」は、1980年代にBOSSが製造していたマイクロラックシリーズのハードウェア「RRV-10 Reverb」をエミュレートしたものです。このプラグインは、当時の機材が持つ独特の「ローファイ」な音質とキャラクターを忠実に再現しており、現代の音楽制作にレトロな雰囲気を加えたいクリエイターにとって非常に魅力的なツールと言えるでしょう。
RRV-10は、MUNTプロジェクトのHG61H20R36Fチップエミュレーターを使用しており、オリジナルのハードウェアと同じ9種類のアルゴリズムを搭載しています。これにより、ユーザーは多様なリバーブサウンドを体験することができます。
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搭載されているアルゴリズム
Room 1 (Small): 小さな部屋の空間を再現 Room 2 (Large): 広い部屋の空間を再現 Hall 1 (Small): 小さなホールの響きを再現 Hall 2 (Large): 広々としたホールの響きを再現 Plate 1 (Small): コンパクトなプレートリバーブサウンド Plate 2 (Large): 豊かな響きのプレートリバーブサウンド Multi-Tap (Delay): 複数の反射音を持つディレイエフェクト Multi-Tap 2 (Reverse): 逆再生される独特のリバーブエフェクト Gated Reverb: ゲートで制御されたリバーブサウンド
柔軟なサウンドメイキングを可能にするパラメーター
Decay Time: リバーブの減衰時間を調整します。 Tone (Pre-EQ): リバーブ音の高域と低域を調整し、音色をコントロールします。 Effect (Dry/Wet): 原音とエフェクト音のバランスを調整します。 Direct: 原音の音量を調整します。
これらのパラメーターを駆使することで、単なるエミュレーションに留まらない、幅広いサウンドメイクが可能になります。特に、1980年代のサウンドを特徴づける「Gated Reverb」は、ドラムトラックに適用することで、当時のヒット曲のような力強いサウンドを作り出すことができます。
RRV-10は、単体で利用できるプラグインとして提供されているため、既存のDAW環境に簡単に組み込むことができます。また、開発者であるGiulio Zausa氏は、今後も追加のBOSSエミュレーションを公開する「Smol Rackプロジェクト」を進めているとのことなので、今後の展開にも期待が集まります。
対応OSおよびプラグイン形式
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