
長年愛されてきたマルチモードフィルタープラグイン「BiFilter」が、ついにフリーウェアとして公開されました。
開発元のTone2は、20年にわたりこのソフトを改良・販売してきましたが、最新の商用市場では採算が取れないと判断。それでも「便利なツールを多くの人に使ってもらいたい」との思いから、最後のアップデートとともに無償提供に踏み切りました。
このプラグインは、Gladiatorシンセで使われていた高品質なフィルター群を搭載し、歪みやモジュレーションエフェクトとの組み合わせで、幅広いサウンドデザインを実現します。高精度な周波数応答表示を備えており、視覚的なフィードバックも得やすい点が魅力です。
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主な特徴
- 47種類のフィルター(ローパス、ハイパス、EQ、フォルマント、フェイザーなど多彩)
- 8種類のディストーション(チューブアンプ、トランジスタ、Bitcrushなど)
- FM、AM、ウェーブシェイピング、コムフィルター、リバーブなどの特殊効果
- 高精度リアルタイム表示機能付きGUI
- パラメータのスムージングによりクリック音を回避
- 高品質のアルゴリズム:アンチエイリアシング、オーバーサンプリング対応
- 真のステレオ処理
- 非常に軽量なCPU負荷
- 100のプリセットを搭載
- MIDIおよびオートメーションに対応
歪みタイプ一覧
- Volume(ドライブ):ボリューム調整型ディストーション
- TubeAmp:滑らかなソフトニーディストーション
- Transistor:非対称な歪み
- Presence:レベルに応じて反応する飽和型ディストーション
- HardClip:鋭いハードクリッピング
- Bitcrush:解像度を落としたローファイ歪み
- Wave:倍音を付加する波形変調
- Pow2:エキサイターに似た倍音強調型
対応OS・プラグイン形式
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応OS(Windows) | Windows 7 / 8 / 10 / 11 |
| プラグイン形式 | VST 2.4(64bit) |
| Macサポート | 非対応(移植予定なし) |
| VST3サポート | 非対応 |
※Mac版やVST3への対応予定はなく、WindowsのVST 64bit環境のみサポートされています。
特におすすめの使い方
- Gladiatorユーザーの補助的なエフェクトとして
- ミックス前の音作り段階でフィルター効果を加えたい時
- MIDIオートメーションを活用したフィルター変化の演出
- ローファイエフェクトや倍音処理によるエッジの効いた音作り
まとめ
Tone2の「BiFilter」は、単なるフィルタープラグインの枠を超え、サウンドデザインやエフェクト処理の幅を大きく広げてくれるツールです。無料ながらも商用製品レベルのクオリティを誇り、特にGladiatorや複雑な音作りを好むクリエイターにとって、価値ある一本といえるでしょう。
この機会にぜひ手に取って、あなたの制作環境に取り入れてみてください。
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