当ブログでも楽曲生成AIについて積極的に取り上げていくことにしたので、今回はその代表格でもある「Suno AI」について色々と解説していきます。
AIでの生成サービスと言えば、無料・有料プランの違い、所有権、商用利用が出来るのか、などの問題があります。
この記事ではそういった点について解説していくので、音楽生成に興味がある人は是非とも最後までご覧ください。
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【Suno AI】AIの進歩により、サイトの方向性も考えていく必要が出てきました。
皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。 ここ数年でAIテクノロジーの進歩が目覚ましく、音楽の生成についても「Suno AI」の登場により想像以上のクオリティへと達してしまいました。 私も軽 ...
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Suno AIの使い方
使い方は非常に簡単で、「Song Description」のボックス内にプロンプトを入れていくだけです。
ジャンルであれば「Pop」「Rock」「Metal」など、入れたい楽器「Piano」や「Guitar」、ギターソロが欲しければ「Guitar Solo」、日本語で入力してもOKなので、まずは生成したい曲の要素を入れていくと良いと思います。
「Custom Mode」をオンにすると、自身で書いた歌詞を流し込む事も出来ます。
「Instrumental」は歌モノかBGMかを選ぶためのものです。
プロンプトに関しては今後、色々と試していい感じに出来たものはブログ内でもまとめていきたいと思いますので、今後の情報も楽しみにしていただければ幸いです。
料金プランについて
Suno AIはには3つの料金プラン「Basic Plan」「Pro Plan」「Premier Plan」があります。
もちろん無料のプランもあるので、色々と試してから自身に必要なプランを選ぶと良いと思います。
無料でも毎日10曲まで生成できるのですが、一度に2曲分生成されるので、プロンプトに関しては1日5回までとなっています。
また「共有世代キュー」というのは生成リクエストが集中した際に「待機」することになり、有料プランの「優先生成キュー」が文字通り優先されます。
「Premier Plan」以上のカスタムプランについては「お問い合わせ」で可能になるみたいです。
Basic Plan(無料)
- 毎日 50 クレジット更新 (10 曲)
- 非営利条件
- クレジットのチャージなし
- 共有世代キュー
- 2つのジョブを同時に実行
Pro Plan(月額10ドル・年払いの場合は月額8ドル)
- 毎月 2,500 クレジット更新 (500 曲)
- 一般的な商業条件
- オプションのクレジットチャージ
- 優先生成キュー
- 一度に 10 個のジョブを実行
Premier Plan(月額30ドル・年払いの場合は月額24ドル)
- 毎月 10,000 クレジット更新 (2,000 曲)
- 一般的な商業条件
- オプションのクレジットチャージ
- 優先生成キュー
- 一度に 10 個のジョブを実行
ライセンス・商用利用について
商用利用については日本語直訳で以下の通りとなっています。
無料プランはNG、有料プランはOKということですね。
商用利用には、収益を生み出すあらゆる利用が含まれます。これには、YouTubeのようなサイトでの収益化や、SpotifyやApple Musicのような音楽ストリーミングサービスへの楽曲のアップロードが含まれます。また、広告、映画、テレビ番組、ポッドキャストであなたの曲を使用するためのライセンスも含まれます。
あなたの楽曲を商業的に使用したい場合は、有料プランである「Pro」「Premium」のいずれかに加入する必要があります。
楽曲の所有権については以下の通りで、これも有料プランに関してはユーザー側に権利があるとのことです。
お客様が Suno の有料サブスクライバーである場合、お客様が Suno の利用規約を遵守することを条件として、「Pro」または「Premium」にサブスクライブしている間にお客様が生成した楽曲の所有権はお客様にあります。
Sunoの無料版をご利用の場合、お客様が生成した曲の所有権は当社に帰属しますが、Sunoの利用規約を遵守することを条件に、非商用目的でこれらの曲を使用することは許可されています。
帰属表示については以下の通りです。無料プランの場合は(例:「Made With Suno」)と言う感じで表記する必要があり、有料プランの場合は無しでもOKとのことです。
アトリビューション(例:「Made With Suno」)は、無料ユーザーには必要であり、有料購読者にはありがたいものです。
終わりに
使ってみれば分かりますが、曲のクオリティに関しては想像以上に高いです。やばすぎです。
インストは当然として、歌モノに関しても日本語はまだまだですが、英語だとほぼほぼこのまま使えるレベルというのが率直な感想です。
そりゃあ架空のバンドでアルバムくらいは作れてしまいます。
今の段階でこのレベルなのであれば将来的にはどうなってしまうのか…とんでもないですね。
私は色々とやってみたいこともあるので、幅広く使い道のある有料プランに加入します。
そのまま使って何かやるのもいいですし、アイデアとして発展させるのもいいですよね。
今まで出来なかったことをやって、それを情報としてここでシェアしていければと思います。
今後もSuno AIを含んだ音楽生成、活用方法について積極的に発信していくのでよろしくお願いしますね。