【この記事はSymphonical Rainにて2019年2月5日にに書かれたものをそのまま転載しています】
皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。
私は一応DTMerであったり、ブログを書いたりしているおっさんなので、基本的にPCデスクの前に座って何らかの作業をしている事が多く、PC周りの環境は割と重要だったりします。
そして今回の内容はPCデスクを新調したというもので、これまで使っていたデスクでの不満点を改善させたものとなります。
この手のデスク制作については他のクリエーターさんもかなり取り上げているので今更感があるのは否めませんが、少しでも参考になれば良いなと思ったので簡単にではありますが書かせて頂きます。
これまでの不満点をまとめてみた
以前の環境は画像の通り、幅90センチのDTM用デスクと幅60センチのメタルラックという構成でした。
また、このデスクに対してL字になる感じでブログや事務などをするためのノートPCを置いたデスクもあったのですが、そちらは画像が見つからなかったので省略。
という事で不満点を挙げていきますね。
デスクの用途を分けてはみたけど便利ではなかった
2つのデスクを置くという事はそれだけ部屋のスペースを占有してしまうのですが、それだけのメリットを感じることが出来なかったように思います。
DTM用は幅が狭くて使いにくいし、事務用のデスクも段々と使わなくなったし…
それなら1つの機能的なデスクでDTMも事務作業やブログも全部やってしまった方が便利だし、無駄なデスクで部屋を圧迫しなくて済むという結論になりました。
ラックに色々と置くほど機材が無くなった
以前は結構なアウトボードを持っていたので、それらをいつでも使えるように置いていたのですが、今となってはほぼ全てがソフトウェアでサポート出来ている状態なので、ギターについての機材が少しあるだけで充分となりました。
そのギター用の機材も最近は使わなくなり、プラグインメインです。
ラックもかなりスカスカだったので、それなら撤去した分をデスクのスペースにすれば幅広く使えますし、見た目もスマートです。
メタルラックってカスタマイズ性はまあまああるけど、くすみやホコリの掃除がしにくいと思いません?
MIDIキーボードが邪魔…
DTMerとは思えない発言ではありますが、90センチ幅のデスクに90センチ幅のMIDIキーボードが乗っていると…デスクの上はどうにもなりません。
ちょっとメモを取りながら作業するにも平面がないので書きにくいですし、飲み物なんてとてもじゃないですが置けません。
ただ、単純に幅が広いデスクを作っただけではこの問題は解決しないので、今回はデスクの天板の下にMIDIキーボードが置けるようにしてみました。
予算は全部で2万円ほど
デスク製作の材料は全て近所のホームセンターで揃えました。
そう、関西ではお馴染みの「コーナン」ですよ。車で5分以内の場所にあるので、普段から色々と利用させてもらっています。
あと、こういった日曜大工をする際にはインパクトドライバーが必須です。
というか手回しドライバーでは完成する前に腕が死んでしまいます。
なので近所のホームセンターやアマゾンなどでお財布と相談して購入してみてください。
という事で揃えた材料については以下の通り。
- 天板(幅150cm×奥行き45cm×厚さ2.5cm)約6,000円
- 脚(高さ70cm、直径10cm)1本約2,400円
- モニター用棚板(幅90cm×奥行き20cm×厚さ1.8cm)約1,000円
- MIDIキーボード棚板(幅90cm×奥行き25cm×厚さ1.8cm)約1,200円
- スライドレール(ローラータイプ、25cm)約700円
- スライドレール用金具 約1,200円
コーナンは比較的品揃えは良くない方に入るホームセンターですが、これくらいなら何とか手に入るので、他の所であれば更に簡単に手に入ると思います。
天板・脚
木材については天板のみホームセンターのカットサービスを利用しています。
自力で正確に切るにはそれなりの道具と技術が必要なので、無理せずにお任せしましょう。
1カット30円くらいです。
天板については他にもIKEAやアマゾンでも売っています。
近くにホームセンターがない人はこちらを利用するのも良いですね。
IKEAはピンキリで品揃えがあるので予算に合わせて購入できそうです。
一番安価なものでLINNMON リンモン テーブルトップが3,999円、
それなりに奮発したい場合はGERTON イェルトン テーブルトップが12,990円であります。
また、脚についても同様で、IKEAは様々な選択肢があります。
一番安いものだと「ADILS オディリス」という1本250円のものもあったり。
スライドレール
スライドレールについては以下のものを購入しました。
ブラケットについては高さが7センチとなるので、それ以上の高さのMIDIキーボードを置くにはホームセンターで高さに合った金具を自分で選んで購入することになります。
この辺りについては、DIYの経験がモノを言うので、初めての人には少しハードルが高いかもしれません。
オイル
あと、仕上げはオイルフィニッシュなのですが、今回使ったのが「キヌカ」というオイル。
これはお米から作られていて、溶剤が使われていないので換気が不要。しかも無臭なので、通常のオイルステインと違って臭いに悩まされることはありません。
仕上がりも艶が良く、木目が鮮やかになりました。
デスク1つくらいであれば一番小さい160mlで充分です。
多分半分以上余ります。
という事で完成形です
こんな感じで幅150センチ、奥行き45センチのデスクが完成です。
本来DTMの事を考えると、奥行きはもっとあった方が良いとは思うのですが、これには色々と考えがありまして…
まずはMIDIキーボードをスライド棚に収納することでスペースを確保しているので、そこまで奥行きを必要としていないんです。
あとは私がド近眼なので、眼鏡をしていてもあまり遠くにモニターを置いてしまうとちょっと困ってしまうというものです。
モニターとの距離が60センチ離れてしまうと裸眼では絶望的な厳しさ…ブログなんてとてもじゃないですが書けません。
という事でこれくらいのサイズ感が丁度良いという感じですね。
MIDIキーボードはミニ鍵盤タイプなのでスペースに余裕がありますが、フルサイズの49鍵盤だとジャストな収まりになります。
microKEYは買ったばかりなので、当分は買い換えないんですけどね。
安定感やスライドの滑らかさは少し心配だったのですが、全く問題がないので満足です。
これでデスクスペースも余裕が出来て、頬杖をつきながらPCを触れます。
PCの本体などはデスク左下にラックで収納しています。
あと、こんな感じでPC用のキーボードを収納できます。
普通にノートや手帳くらいなら広げられるので書き物はもちろんお腹が空いたらYou Tubeを見ながら食事なんか…は、以前のデスクでMIDIキーボードをカレーとコーラまみれにした前科があるので控えようと思います。
終わりに
ひとまず形になったのですが、今後の課題もいくつかあります。
まずは左右の空いたスペースをどのように活用していくか…右側は無印でジャストサイズな小物収納を買ったので、あとはよく使うものでも置いておこうかと。
左側はギターのエフェクターなどを置いていますが、あまり機能的とは言えないので、小さなラックにでもまとめてこのスペースは別の事に活用しようと考えています。
デスク下はまだイマイチ収まりが悪い気がしますし、コードもとっ散らかってます。
まだまだやる事は尽きませんが、さらに理想のデスクに近づけられるようにしていきますね。
という事で今回もお付き合い頂きましてありがとうございます。