皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。
最近DTM用のデスクを作り直して心機一転頑張っていこうと思っていたのですが、これまで使ってきたMIDIキーボード(ローランドの49鍵盤)ではキーボード用のスライド棚の高さがギリギリ…
近所のリサイクルショップで買ったものだし、鍵盤も黄ばんでいるしでこの機会に買い換えようと言う感じです。
49鍵盤で考えていたので、選択肢としてはローランドのA-49、M-AUDIOのKeystation49 Ⅲ、AlesisのQ49あたりを予定していましたが、よく考えれば基本的にはリアルタイム入力をしない私がフルサイズの鍵盤を使う必要性はあまり感じないことに気付きました。
ということで今回はミニ鍵盤であるKORGのmicroKEY2-49を選択。
結果としては満足のいくものだったので、簡単なレビューなどを書かせていただきますね。
サイズはこんなに差があります
本体サイズは幅565mm×奥行き139mm×高さ54mmと一般的な49鍵盤のキーボードと比べるとかなり小振りなものとなっています。
上の画像で見ると分かりやすいと思いますが、かなり小さいでしょ?
新しく作ったデスクのキーボード用スライド棚の幅は平均的な49鍵盤のMIDIキーボードに合わせて幅90センチで作っていたので、かなり余裕のあるサイズとなりました。
作業スペースが取れないDTMerさんにとっては助かるサイズですよね。
一般的なPCデスクに置いてもサイズオーバーにならないというのは大きいです。
最低限の機能はきちんと揃ってます
小さな鍵盤ですが、タッチはペラペラではなくKORGらしいシンセサイザーな感触でした。
以前、梅田のヨドバシでAlesisのQ49を触った時は鍵盤が個人的に不安なレベルで軽いタッチだったので、「最近のキーボードはこんな感じなのかな?」と思っていたのですが、こちらならちょうど良い具合の手応えがあり、ベロシティもきちんとした反応で非常に弾きやすいです。
あと、Q49は鍵盤の隙間の間隔や高さが少しバラついていたりと、鍵盤の質が少し気になっていました。
価格差は3,000円ほどmicroKEY2-49の方がお高いのですが、コストの差が出ているのでしょうね。
ミニ鍵盤については人によって慣れが必要かも知れませんが、個人的には元々カシオのGZ-5というミニ鍵盤タイプのものを愛用していたので全く気になりません。
オクターブスイッチ、ピッチ・モジュレーションホイール完備で基本的な操作はカバーしています。
オクターブスイッチは押すたびに色が変わって、現在のキーの高低が分かるようになっており、視覚的に分かりやすくなっています。
操作感にチープさはなく、リードプレイでの機敏な操作でもしっかりと反応してくれました。
左側面にはPCとの接続用のUSB端子とダンパーペダルが接続可能なアサイナブルスイッチ端子が付いています。
MIDI接続ではないので、オーディオインターフェイスにMIDI端子が付いていないものでもOKですし、当然USB接続のMIDIインターフェイスも不要です。
接続後、DAWの設定をするだけで簡単に認識します。
また、ミニ鍵盤ですがダンパーペダルが使えるので、本格的に手弾きで使いたいというニーズにも対応しているようです。
電源はUSBバスパワーとなっているのでPCから電源が供給されます。
どんな人に向いているか
簡単にまとめると以下の通りとなります。
- 「ミニ鍵盤でもOKだぜ?」という人
- あまりデスクのスペースに余裕はないけど「49鍵盤じゃなきゃイヤ!!」という人
- MIDI端子を使わない人(ハード音源など)
逆に言えばMIDI端子が必要だったり、ミニ鍵盤では演奏の感覚が鈍るキーボディスト、演奏の練習にも使う人には不向きということですね。
私のようにDAWでのステップ入力メインで鍵盤のサイズが小さくても気にならないのであれば最優先で選択肢に入れてもいいクオリティの製品です。
ミニ鍵盤ですが演奏性は優れていますし、何より鍵盤の質が非常に良いです。
これまでに使ってきた49鍵盤の中ではベストバイと言えるものなので、自信を持ってオススメできます。
終わりに
デスクを新調してからやっとメインの環境が安定しました。
これで曲作りも再開出来そうです。
あと、KORGのmicroKEYシリーズにはいくつかの音源などがバンドルされていて、それだけでも元が取れるほどの内容となっています。
バンドルソフトについては以前に少し取り上げているので、下記の記事リンクからチェックしてみてください。
【レビュー】今更だけどモバイルDTM環境に最適なKORGの「NANOKEY2」を買ってみたよ
あとは今年一年かけて更にいくつかの機材などを入れ替えていければいいなと思っています。
ということで「KORG microKEY2-49」のレビューでした。
今回もお付き合い頂きましてありがとうございます。
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