ミュージックライフハック

衰退してほしくないけど、楽器屋さんって今後ますますやっていくのが厳しくなるだろうな、というお話

【この記事はSymphonical Rainにて2018年7月25日に書いた内容を掲載したものです】

皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。

私は日々音楽なんぞを作ったりしているのですが、最近ふと思ったのが

「俺って楽器屋全然行ってなくね?」

って思ったんです。びっくりするくらいに行ってないんですよ。

もう長いことバンドもやってないんですけど、DTMで音楽を作る以上は楽器も結構使ってるんです。

ドラムはほとんど叩くことも無くなりましたが、ギターに関してはバンドマンの頃よりもはるかに弾いているので弦は定期的に交換するし、他の消耗品も必要になります。

楽器は買わなくとも欲しいDTMのソフトや機材などを年に数回は買ったりしています。

なのに思い返すと楽器屋さんで買い物をしたのはいつだったか…もう思い出せないくらいに前だったような気がするんです。

 

消耗品は通販でしか買ってない

そう、私はすでにギターを持っているので必要になってくるのはメンテナンスのための「消耗品」となります。

例えば弦やピックやシールド、フィンガーイーズなんかがそれにあたりますね。

でも楽器本体と違って消耗品は個体差を気にする人というのはほとんどいないのではないでしょうか。

弦なんてパッケージを開けないと中身が分かりませんし、シールドなんかもそうですよね。

ある程度の検品は販売側でやっているはずなので、実店舗であれ通販であれそれを信じるしか無いのが消耗品です。

それならば別に楽器屋さんに行かなくても通販で事足りるし、アマゾンで買った方が早くて安いという事になります。

消耗品である以上、結局は必ず使うものだし、買いに行く交通費のことを考えるとネット通販でサクッと買う方が楽ですよね。

ただ、家電屋さんと一緒で「消耗品が売れない」というのは楽器本体が売れない事がかすんでしまうくらいに由々しき事態なのですよ。

楽器屋さんもネット通販ができる所がほとんどですが、価格や品揃えにおいてアマゾンと戦うにはかなり厳しいと思います。

消耗品の売れ行きは小売においての生命線です。このライフラインを完全に奪われてしまうのは相当に厳しいのではないでしょうか。

 

DTMの機材も…

楽器以外にも音楽制作にはPC、オーディオインターフェイス、モニタースピーカー、DAWなどのソフトが必要になってきます。

私もこの辺の機材に関しては必要に応じて買うのですが、PC、オーディオインターフェイス、モニタースピーカー、DAWって…全部ヨドバシで揃ってしまうんです。ヨドバシってすごい!!

別にヨドバシじゃなくても大手の家電量販店であればある程度は取り扱っているでしょうし、この辺の機材も個体差をチェックするものではないのでネットで買えてしまいます。

しかもヨドバシであれば価格やポイントの面でも楽器屋さんより優位な場合が多いです。

アマゾンでも品揃えや価格を考えると同じく楽器屋さんで買うよりもお得です。

ソフトに関してはダウンロード販売も増えてきたので店舗で買う機会は今後さらに減っていくでしょうし、セールも頻繁に行われています。

なので機材に関してもアマゾンなどの通販か、家電量販店を利用する機会の方が圧倒的に増えてきています。

 

家電量販店のようにショールーミングの運命を辿る可能性も…

家電量販店でよくある光景ですね。

店舗で商品を触ってみて、買う時はアマゾンで安く買う、そんな流れ。

楽器本体は個体差があるけどアンプ、エフェクター、シンセなどは店舗で音を出してみて気に入ったら安く買えるネットで買う、そんな人もいるのではないでしょうか。

さらに言えば個体差を気にしない人の場合、同じ機種のギターがネットで安く買える場合はそちらを選んでしまうかもしれません。

私は流石にギター本体は通販では買わないと思いますが、それはあくまで「新品」の話で「中古品」であれば通販であろうがヤフオクであろうが欲しければ買うでしょう。

実際、結構ヤフオクでギターの取り引きは結構やってきたので。

機材に関してはネットで買うためのショールーム化してしまう時が来るかもしれません、と言うかもうなってると思います。

 

楽器屋さん…好きですよ?

ここまで楽器屋さんの事をダメっぽく書いてきてますが私個人としては「楽器屋さんは大好き」です。

楽器に囲まれた空間が好きですし、やっぱり実機を見れるというのはものすごく嬉しいことなんです。

初心者の人のであれば知識や経験の豊富な店員さんは大きな助けになります。

私も学生時代、音楽を始めたばかりの頃は梅田の三木楽器の店員さんにはすごくお世話になりました。

楽器や機材についての色んな知識を教えて頂いたのは今でも財産であると言い切れるほどです。

ですが今となってはある程度の知識もあるし、分からないことは自分で調べてしまうので、ヨドバシやアマゾンなどの通販でほとんどが事足りてしまうようになりました。

楽器屋さんがさまざまな面で不利な状況でも利益を上げていくためには「ファンを作る」のが唯一の道なのかなと私は思います。

多少価格の面で高くなってしまったとしても、店員さんの接客やサービス、楽器や機材コンディションの差で選んでもらうのが現時点では一番現実的な方法でしょう。

でも私は結局ヨドバシやアマゾンを選んでしまうんでしょうね…

という事で今回もお付き合い頂きましてありがとうございます。

  • この記事を書いた人

AZU

大阪在住のDTMer・ブロガーです。元バンドマンで元ドラマー。現在はPCの前で人生の半分ほどを過ごす生活。好きなものはシンプルなライフスタイルとガジェット、そしてもちろん音楽。更新情報や日々の出来事、考えなどをツイッターで呟いています。

-ミュージックライフハック
-

Copyright© AZU Soundworks , 2020 All Rights Reserved.