
先日、メインで使っていた有線イヤホン「Marshall Mode EQ」が寿命を迎えてしまったので、代わりとして「TRI Star River」(星河)を購入しました。
いくつかのカラー選択がありますが、私は迷わずブルーを選びました。
私は昔から青色が好きで、ギターなど所有するものも、綺麗なブルーのものがあればそれを選ぶ傾向にあり、今回の購入理由でもあったりします。
パッケージ内容

パッケージの内容はTRI Star River本体、ケーブル、ケース、クロス、イヤーピース、そしてSIMピンのようなツール、これはおそらく本体のスイッチ切り替えに使うものだと思われます。
イヤーピースは黒い方が通常の付属しているもの、白い方はイヤーピース単体で販売されています。
私が購入したのは3.5mmプラグのモデルでしたが、よりマニアックなオーディオプレイヤーなどで使われる4.4mmプラグのモデルもラインナップされています。
また、付属のケーブルは、0.78mm 2Pinというリケーブルの選択肢が多い汎用性の高いコネクタが採用されています。
TRI Star River本体

TRI Star Riverはドイツ製のレジンを用いた3Dプリントシェルを採用しており、手に取った時の質感も非常に高く、光の加減で様々な表情を見せてくれます。
透き通るような美しいブルーが本当に素晴らしいですね。
まず、このイヤホンの核となる技術的な特徴として、2種類のダイナミックドライバー(2DD)構成を採用している点が挙げられます。
具体的には、10mmのベリリウムコート振動板ダイナミックドライバーと、6mmのチタニウム振動板ダイナミックドライバーを組み合わせた構成となっています。
特に10mmドライバーには、ベリリウムコート振動板と日本製のボイスコイルが使用されており、音へのこだわりが感じられます。

また、この価格帯の製品としては珍しく、チューニングスイッチが搭載されています。
このスイッチを切り替えることで、低音を補強したり、ボーカルを際立たせたり、ポップス向けにしたりと、好みに合わせて音の傾向を変えることが可能です。

4つのモードがスイッチにより切り替えできるのですが、私はバランス型にしています。
音楽を聴くのはもちろんなのですが、DTMなどの作業にも使うので、できるだけフラットな状態にしておきたいなと、
付属のケーブルについて

ケーブルは銀メッキの4芯タイプで線材は柔らかく扱いやすいものとなっています。
先程も触れたのですが、コネクタは0.78mm 2Pinタイプで、リケーブルの選択肢が多い点が魅力です。
また、プラグは汎用型の3.5mmと比較的新しい規格である4.4mmが選べます。私は3.5mmにしています。
音について

リスニング環境はTRI Star RiverにイヤーピースはfinalのEシリーズに換装、スイッチはバランス型、オーディオインターフェースは「PreSonus Studio 24c」です。
音の解像度は全く問題なく、全ての音がクリアに聞こえます。ものすごく透明感が突出しているというわけではありませんが、非常にフラットでニュートラルなサウンドが特徴です。
どちらかというと、クリアで解像度が高い「ライン的な音」というよりは、しっかりと音像を結ぶ「スピーカー的な音」に近い傾向に感じられます。これは、採用されているベリリウムコートドライバーの特徴が出ているのかもしれません。
この「TRI Star River」で特に心地よく感じられたのは、低域の表現力と、メロディーラインの聞こえ方です。
低域は、輪郭がはっきりとしたソリッドなベースを楽しむことができます。キリッとしたタイトな低音は、音楽にメリハリを与えてくれます。また、ボーカルやメインのメロディーラインは、奥行きを感じさせるように定位し、リスニングしていて非常に楽しい気分にさせてくれます。
音場は、非常に広大というわけではありませんが、適度な空間の広がりを感じられ、音が団子になることがありません。
全体的なサウンドキャラクターとしては、高域がキラキラと明るい印象です。そのため、音楽全体が華やかで明るいトーンになり、ジャンルを選ばず使いやすい仕上がりになっています。
バランス型でこれだけのクオリティと楽しさがあるので、チューニングスイッチをいじることで、低音強化やボーカル特化など、さらに自分好みの音へと追い込めるのは大きなアドバンテージです。
終わりに
2023年頃に発売されたモデルらしいですが、6000円ほどのお手頃な価格帯のイヤホンとしては、かなりバランスの良いものに仕上がっているように感じました。
最近は低価格帯でもデザインの良いものが本当に多くありますが、TRI Star Riverは名前の通りのルックスで、存在感はなかなかにあるのではないでしょうか。
リケーブルで変化を楽しむのも良さそうですが、私はしばらくこのまま使おうと思います。

