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フェンダー、逆風の中でどうなる?〜ギター業界の未来と私たちができること〜

2025年4月19日




エレキギターといえば「Fender(フェンダー)」。ストラトキャスターやテレキャスターに憧れて、初めての一本に選んだ方も多いのではないでしょうか。そんな世界的ギターブランドに、ちょっと気になるニュースが飛び込んできました。

米国の大手格付け機関「ムーディーズ」が、フェンダーの信用格付けをB2からB3へと引き下げました。要するに、「この先ちょっと危ないかも…」という評価です。

理由は、トランプ米大統領が主導した関税の影響。ギターって音楽の夢を奏でる道具ですけど、グローバルな製造・流通の中にいるビジネスでもあります。実はフェンダーのギターはメキシコのエンセナーダで、アンプやエフェクターは中国で製造されているのです。

そしてその「メキシコ製」と「中国製」の両方が、関税のあおりを受ける形に。ムーディーズによれば、これによって年間で30〜37億円ものコスト増が見込まれるとのこと。

フェンダーは打開策として、インドネシアでの生産拡大を試みていますが、それでもコスト上昇を完全には避けられない模様。特に打撃を受けるのが、入門者や中級者向けのエントリーモデル〜ミッドレンジモデル。価格帯に敏感なユーザー層がターゲットだけに、競合他社との競争も激しく、簡単には値上げできないのが実情です。

ギターを買うなら、今がチャンスかも?

この流れを見ていると、「じゃあフェンダーのギターって値上がりするの?」という疑問が出てきますよね。答えは「可能性大」。今後、コスト増を吸収しきれなくなれば、価格に反映されるのは時間の問題かもしれません。

というわけで、**フェンダー製品を狙っている方は“今が買い時”**とも言えます。特に以下のようなモデルは、初心者にもプロにも愛される定番。将来的にレアになる可能性すらあります。

フェンダーの未来と、私たちギターファンの選択

ギターは単なる楽器ではなく、音楽人生の相棒。だからこそ、信頼できるブランドの行方には注目しておきたいところです。

「フェンダーが危ない」とまでは言えませんが、激しい経済の波にさらされているのは事実。値上げ前に手に入れるか、それとも様子を見るか…。その判断が、後の一本を左右するかもしれません。

さあ、あなたのギター愛に応える準備は、できていますか?

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AZU

ブロガー・DTMer。シンプルなモノ・コトが好き。ここでは無料のDTMソフトウェアをメインとした情報、自身で制作した音楽素材の提供などを行っています。

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