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【DTM】音楽制作においてよく使われる「パラデータ」って何なの?

皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。

パラデータというのは、各楽器やボーカルなどのパートがそれぞれ独立した形のオーディオデータの事を指します。

上の画像だと、色々な色に分かれてバーが伸びてますが、この一つ一つがパラデータです。

そしてこのパラデータをDAWソフトなどで適切にミックス・マスタリングする事により、普段皆さんが聴いている「2ミックス」という形に仕上がります。

と言う事で、今回は音楽制作においてよく使われる「パラデータ」について書かせて頂きます。

 

1曲に使われるパラデータの数

1曲におけるパラデータの数は曲により違いがあるのですが、例を挙げるとすれば、最小限のポップ・ロックの編成だと以下の通りです。

・ドラム:8トラック

・ベース:1トラック

・ギター:3トラック

・キーボードなど:3トラック

・ボーカル:3トラック(コーラス含む)

大体18トラックほどでしょうか。かなりシンプルなサウンドになりますね。

ですが、これはあくまで最小限の数なので、実際にはもっと多いのが普通となっています。

ドラムにおいても更に細かくミックスするためにキックやスネアに複数トラックを使ったり、ボーカルやギターに10トラック使う場合も珍しくありません。

シンセサイザーやストリングスのアレンジなども加えると、多い場合には100トラック近く使っている曲もあったりします。

下の画像が私の制作したボーカル曲素材である「Summer Sky」のトラックデータです。

かなり古いデータで、現在の制作にはもっと多くのトラックを使用していますが、トラックの内訳は以下の通りです。

・ドラム:10トラック

・ベース:1トラック

・ギター:6トラック

・ピアノ:1トラック

・シンセ:1トラック

・トランペット:1トラック

・ストリングス:5トラック

・ボーカル:3トラック

・SE:2トラック

合計30トラックほどとなりますが、これでもかなり少ない方に入ります。

音に関しては以下の動画にて公開しています。

 

それぞれ単体の楽器のパートのパラデータが30個あり、それらの音量や音の位置、エフェクトなどを調整して曲として仕上げています。

データの形式は「wav」もしくは「aiff」と言った非圧縮のものが一般的です。

また、掛け録りのデータ以外では空間系のエフェクトは含まないようにするのが鉄則です。

ウチでは納品の際は基本的にこれらのデータをまとめた「2ミックス」でお渡ししていますが、オプションメニューにてパラデータも共にお渡しする事が可能となっています。

 

パラデータのメリット

曲の各パートのバランスを再編集することが可能です。また、リミックスする際にも各パートのデータが独立しているので、非常に便利です。

納品されたオケにボーカルを収録する際にも更なる細やかな編集が可能なので、楽曲のクオリティをさらに向上させることが出来る場合があります。

改めて各パートの音を差し替えたりする事も出来るので、「音の資産」としての価値は2ミックスより高いと言えます。

容量は多くても、最近は保存するメディアの小型化により保存、バックアップは比較的容易です。

 

パラデータのデメリット

各データをwav形式で保存するため、1曲におけるデータの容量が相当多くなってしまいます。

データ形式、曲の長さ、トラック数によって変わりますが、1つのパラデータの平均が50~80MBほど。

「Summer Sky」は1.7GBほどあります。比較的少ない方です。

また、再度編集するにはDAWソフトが必要になるので、自分で編集できない人の場合はエンジニアに依頼する必要があります。

2ミックスとパラデータ、どちらでの納品がベターな選択になるかについてはきちんとヒアリングさせて頂いた上でご提案いたしますので、是非ともお気軽にご相談ください。

という事で今回もお付き合い頂きましてありがとうございます。

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  • この記事を書いた人

AZU

大阪在住のDTMer・ブロガーです。元バンドマンで元ドラマー。現在はPCの前で人生の半分ほどを過ごす生活。好きなものはシンプルなライフスタイルとガジェット、そしてもちろん音楽。更新情報や日々の出来事、考えなどをツイッターで呟いています。

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