皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。
今回は3COINSにて500円(税抜)で販売されている「高音質イヤホン」のレビューなのですが、まずこの商品のすごい所は500円にもかかわらずパッケージで堂々と「高音質」であることを明記している点です。
以前3COINSで300円のイヤホンを買ってものすごく落胆した思い出がある私ですが、今回は自ら高音質を謳っているくらいなので期待して良いんですよね?
300円であのクオリティだったので不安しかありませんが、ブログネタと人柱の役割を果たすためにレビューをしていきたいと思います。
この記事がきっかけでテレビにも出演させて頂きました。
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3COINS「高音質イヤホン」レビュー
パッケージ内容はイヤホン本体とサイズ違いのイヤーピース3種(1つは本体装着済み)が付いています。
500円ともなると少し本格的な感じになっていますが、イヤーピース自体は100均クオリティなので、これなら一つでいいからちょっとグレードの高いものが欲しかった気がします。
製造はコーリュー株式会社で仕様については以下にまとめています。
- ドライバー単位:10mm
- イヤホンプラグ:3.5mm
- 周波数範囲:18-20.000HZ
- 音圧レベル:116±3db
- インピーダンス:Ω32
- ケーブル長:1.2m
ハウジング
小ぶりでシンプルなデザインですが、ボディはおそらくアルミ製だと思われます。
イヤーピースが100均レベルなので微妙ですが、ハウジング自体は安っぽさを感じさせません。
素材が良いのでイヤーピースをそれなりのものに替えると高級感すら出るのではないかと思います。
オススメはfinal製のものですが、それだとイヤホン本体の価格を超えてしまうので何とも言えないですね。
リモコン&マイク
ハンズフリー通話のためのリモコンとマイクが付いています。
少し驚いたのが、安価な製品なのにちゃんと音量調整が出来るようになってるんです。
ポチポチ押すタイプじゃなく、スライドさせて調節するタイプです。
個人的にはかなり使いやすいなと思いました。
LRが分からない…
このイヤホン残念ポイントとして、ハウジングのどこにもLRの表記がありません。
形も左右対称なので見分けが付きませんし、通常ならリモコンの付いている方がRである事が多いのですが、なんとこいつはリモコンが中央に付いてます。
手持ちのDAWで調べてみた所、リモコンのボタンが付いている側がこちらを向いている状態でLRとなっているようです。
自分でどちらかに印を入れておくと便利ですよ。
というかLRくらいは表記しておいて欲しかったですね。ちょい残念です。
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肝心の音は…本当に「高音質」なのか?
商品名が「高音質イヤホン」なだけに一番重要なのが「本当に高音質なのか?」という点ですよね。
300円でがっかりだったのに200円コストを上げたくらいでそこまで音質って変わるものなんだろうか…と思いながらもスマホとPC(オーディオインターフェイス使用)で試聴した結果は以下の通りです。
- 解像度:100~300円あたりの製品の比べるとかなりマシ
- 高域:丁度いい程度に前に出てくる。ギラつきは感じず耳触りは良い
- 中域:すっきりとした聴きやすい音の出方
- 低域:少し前に出る感じ。太くボヤケた感じ
- 全体のバランス:若干低域が強いバランス型
この価格帯のものだとどうしてもネックになる解像度ですが、落胆するレベルではなくて一安心でした。
ものすごく良いとは言えませんし、私のように音楽をやっていたり作っている立場からすると結構厳しいですが、そうではない人にとってであれば特に気にならないかと思います。
低域が気持ち前に出ているのも一般的なリスニング用途だと気持ちよく聴けると思いますし、これなら「高音質イヤホン」という商品名でも全然問題ありません。
ただ、それだけにイヤーピースのチープさとLRの表記がない点が惜しいです。
音に関しては500円というコストで考えれば非常に良く、最近は音楽よりも動画の用途で使う人も多いかと思いますので、それならばこのイヤホンはベストバイの一品となるでしょう。
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個人的にだけど、100均のイヤホンは買っても幸せにならないような気がします
【この記事はSymphonical Rainにて2019年6月8日に書かれたものを加筆、修正して転載しています】 皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。 100均ショップに行くと結構な種類 ...
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終わりに
この記事は2020年に書かれたものを2023年に一部修正したものとなっています。
と言うのも、当ブログにおいてこの記事は未だにある程度のアクセスがあり、3年の時の経過により選択肢も増えてきているというのが大きな理由です。
このイヤホン自体の品質やコスパの良さは特に変わらずなのですが、現在は2,000円ほど予算を出せば国産メーカーの「final E500」が買えてしまうので、出来ればそちらを選んだ方が長く使える上に音質も段違いに良くなります。
他にもアマゾンで数多く販売されている2,000円以下の中華製イヤホンも価格からは考えられないクオリティを誇っているので、それも合わせると安価で高音質なイヤホンの選択肢はかなり広いものとなってしまいました。
「500円以上はどうしても出したくない」という人にとってはこれ以上無いものではありますが、「ほんの少しだけでもこだわりたい」という人は他の選択肢もあることを知って頂ければと思います。
当ブログでは他にもさまざまなイヤホン・ヘッドホンのレビュー記事を書いています。
お気に入りの一品との出会いがあれば幸いです。
【追記】ダイソーからとうとう最強の500円イヤホンが発売されてしまいました。
低価格で高音質なイヤホンが欲しいのであればこちら一択になるので、是非ともチェックしてくださいね。
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