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イヤホン・ヘッドホン

「JSHiFi-LM3(Lafitear LM3)」購入レビュー!!低価格のシングルドライバーながらパワフルで広がりのあるサウンドが魅力

2023年5月30日




今回はJSHiFiのイヤホン「JSHiFi-LM3(Lafitear LM3)」の購入レビューです。

1,760円の低価格なシングルドライバー構成ながら、中華製ではお馴染みのインイヤーモニター型であり、リケーブルも可能なとんでもない仕様となっています。

JSHiFiはアマゾンでイヤホンケーブルを数多く取り扱っているので、音に変化が欲しい人はケーブルを取り替えてマニアックな変化を楽しむことも出来そうです。

それでは簡単にではありますが、製品レビューに移りたいと思います。

パッケージ構成・製品の外観など

KZなどと比べると若干コストカットを感じるパッケージではありますが、それでもこの価格でこれだけスマートに見せられている所に頑張りを感じます。

 

内容はイヤホン本体、イヤーチップサイズ別で3個、ケーブルとなっています。

 

本体はドイツ製のアクリル樹脂を使っているとのことで、確かに透明感があり、見た目だけでは全く安物に見えません。

カラーは紫を選びました。画像では割と綺麗に紫が出ていますが、実際はもうちょい暗い感じなので黒っぽいです。

デザインはKZやCCZまんまですが、コストからすると仕方ないでしょうし、それでも見た目に関しては文句なしに高得点です。

 

ケーブルは樹脂被膜の銅線でゴワつきがあり、中華製品特有の薬品臭さがバッチリ堪能できます。悲しいですが、これだけレビューしてきた身としてはもうこの臭いに慣れてしまいました。

袋から出して15分ほどでかなり解消され、数日でほぼ匂いは無くなると思います。

コネクターはqdcカバー0.78mmの2pinで、JSHiFiのqdcタイプのものであればリケーブルが可能です。

 

イヤーピースに関しては正直あまり良くないので、出来れば交換をおすすめします。

私は基本的にはfinalのものを使っているのですが、迷った時は同社のEタイプを選んでみてはいかがでしょうか。

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繋げてみるとこんな感じ。個人的にはこれが低価格帯のイヤホンだとは思えません。

高級感があるというわけではありませんが十分にかっこいいです。

リスニング用途以外では、演奏時のイヤモニとしてリハーサル用に使うのも良いかも知れませんね。

音について

サウンドチェックについてはオーディオインターフェース「PreSonus Studio 24c」のヘッドホン出力からのものとなっています。

音の特性は明るめのドンシャリサウンドで非常にパワフルです。

比較として似たような価格帯の「final E500」と聴き比べたのですが、出力が全然違います。

ただ、E500が劣っているというわけではなく「落ち着いている」、JSHiFi-LM3は「暴れん坊」という感じでしょうか。

解像度に関しては音が暴れる分、少しグラつきがありますが、この価格帯としてはものすごく頑張っているので及第点です。

音の分離や広がりに関しては非常に良く、各楽器がしっかりと聴き取れて楽しいですね。

気になる点としては中高域あたりの音にクセがあり、この音の出方は安価な製品によくあるものなので、個人的には目をつぶるしかないと思います。

高域、低域は特に問題なく良い感じの再生能力を持っています。

シンバルなどの金物、キックのサウンドバランスは非常に良くできています。

リスニングに最適なジャンルとしてはロックやエレクトロニカなどが合うのではないでしょうか。

全体的なサウンドクオリティは悪くないのですが、パワフル過ぎて「音の余韻」関してはあまり綺麗に再生できていない印象です。

なのでアコースティックな楽器メインのジャンルよりは音の出始めに魅力のあるジャンルの方が向いているように感じました。

 

終わりに

色々と書きましたが、本当に価格以上の頑張りを感じる良いイヤホンです。総合的に点数をつけるのであれば、この価格であることを考慮して90~95点はあげたいです。

イヤーピースとケーブルの交換でどれくらい変化は出るかという点も楽しみな製品なので、興味のある方は是非とも試してみてください。

国産でリケーブルが可能なものとしてはfinal E4000がありますが、価格は10倍近くの差があるので、低価格でもさまざまなカスタムが可能な中華イヤホンは多くのオーディオユーザーにエンターテイメントを提供できているように思いました。

それでは今回もお付き合い頂きましてありがとうございます。

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お気に入りの一品との出会いがあれば幸いです。

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