もちろん両方共大事ですが、どちらが先かと言う選択肢があるのであれば…
個人的な結論としては「まずは曲を作る」と言うのが私の結論です。
理由としては単純に私の経験からそう言った結論であるからです。
とにかく1曲でも多く作ることが上達の近道です。
ただ、全く音楽の知識がない状態ではどうしようもないので、せめて「音符が理解出来ている」、「和音、不協和音が最低限理解出来ている」程度の知識は必要です。
ギターやピアノをさわりでも出来るのであればなおベターです。
好きなコード進行を流しながらメロディを作る作業をすぐにでも始めるべきです。
コードが思い浮かばない時は歌本でも買って、良さそうなコードを拝借するのもひとつの手です。
最低限の事が理解出来ていて、曲を作りたいのであれば、まずは始めることです。
結果として完成しなくても構わないのでとにかく「曲を作る」と言う作業に慣れることが大切です。
そして何故理論よりも曲を作る方を優先すべきかと言うと、単純に大半の人にとって音楽理論は「難しいしつまらない」からです。
曲を作れない状態で先に理論を学んでも内容が難しいので曲作りにたどり着くまでに投げ出してしまう確率の方が高いからです。
理論は曲作りを優先しながら、曲が出来た後にでも学べば良いのです。その方が理解度も飛躍的に上がります。
楽器の奏者としての音楽理論はとても大切ですが、まず曲を作りたいと思うのであればそちらを優先すべきです。
結局のところ、曲作りを上達させるためのコツは「数をこなすこと」なのです。
結果としてダサい曲であっても構わないのでいっぱい作ってみましょう。
最初から長い曲を作る必要はありません。ワンフレーズでもOKです。
CMで流れそうな15秒ほどのものでも良いのでまずは「作って」、「数をこなして」、「曲作りに慣れる」事が一番大切です。理論は後付けで十分です。
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最初は大変ですが、1曲出来れば次からはもっと早く作れるようになります。
初めは1曲を大切にするよりは数をこなして曲を作る練習をしていきましょう。
そのうち自分でも「お、ちょっと良いんじゃない?」というものが出来上がってくるはずです。最初からいいものは出来ません。
気にしないでガンガン作りましょう。多少コードとメロディが怪しくても必要以上に考えないで楽しんで作ってください。
「若さ」というのは「振り向かないこと」らしいので振り向かずにいきましょう。
感覚だけでも結構何とかなるものです。シーンで活躍しているミュージシャン全員が譜面や理論をバッチリ理解出来ているわけではありません。
それでも素晴らしい曲を作れる人はたくさんいます。実は私もそこまで理論を理解しているわけではありません。
それでもとりあえずは作れてしまいます。今となっては色々な縛りがある状況でも作れるようになりました。要は「慣れ」です。
繰り返しになりますが、曲作りも理論もどちらも同じくらいに大切です。
ですが、曲作りというのは結局のところ、作らないと何一つ成果が残らないのです。理論で頭でっかちになる前にまずは作りましょう。
たくさん曲を作って、その後に自分に足りない所を埋めるために理論を学ぶほうが理解も深まると思います。
お互い頑張っていきましょう。
それでは今回はこの辺で。
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