アクセスして頂いた皆様へ

  • ブログ内全てのページにおいてアフィリエイトプラグラムによる広告収益を得ています。
  • DTMソフトウェア情報についてのご案内と免責事項などはこちらに記載しています。
  • 音楽素材のご利用規約についてはこちらから。利用前に必ずお読みください

AWS Magazine

作曲は音楽論が先か、まず作るべきか…「教科書より先にメロディーを歌おう」

音楽を作るためには、音楽論を先に学ぶべきか、それともまず作ってみるべきか——。これは長年議論されてきたテーマです。

結論から言うと、私は「まず曲を作る」ことを強く推します。その理由は単純で、自分自身がそうして成長してきたからです。どんな分野でも、手を動かしながら学ぶことが一番の近道。作曲も例外ではありません。まず作ってみることで、自分に何が足りないのかが見えてきます。

「まず作る」のすすめ

「音楽理論を知らないと作れないのでは?」と思うかもしれません。たしかに基礎的な知識は必要ですが、最初から深く学ぶ必要はありません。

  • 音符が読める、書ける
  • コードの構造や不協和音の基本を理解している
  • ギターやピアノの基礎が少しでもできる

これぐらいの知識があれば十分です。むしろ、作曲のハードルを上げすぎることのほうが問題です。大切なのは「自分なりに音楽を形にする習慣」を身につけること。

  • 好きなコード進行を流しながらメロディーをつけてみる
  • 音が思いつかない時は歌本や楽譜を参考にする
  • DAWやスマホアプリを使って即興で録音する

とにかく「作ること」が最優先です。クオリティは後からついてきます。

なぜ音楽理論から入ると難しいのか

音楽理論は奥が深く、初学者にとってはハードルが高いものです。

  • 理論を学ぶのに時間がかかる
  • 知識を詰め込みすぎると自由に作れなくなる
  • 作曲に行き着く前に挫折しやすい

これは「文法を完璧に覚えてから話そうとする」のと同じです。実際には、先に会話を楽しみながら文法を学ぶほうが効率的ですよね?音楽も同じです。

先に曲を作ってみることで、自分に足りないものが明確になり、そこから理論を学ぶほうが理解しやすくなります。たとえば「このコード進行の雰囲気を変えたい」と思った時に、理論を学ぶと即実践に活かせるのです。

まずはハードルを低く、量を作る

作り始めは「長い曲」を目指す必要はありません。

  • 15秒のメロディーを作る
  • 1つのコード進行だけで曲を作ってみる
  • サビの部分だけを考えてみる

こういった小さな積み重ねが、作曲のスキルを育てます。「泳ぎ方を本で学ぶより、まずは水に入る」。これが音楽にも当てはまります。

【作曲】いつまでたっても曲が作れないという人に少しだけアドバイス的なものを

皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。 音楽理論を勉強してみたけれど、DTMの環境を整えてみたけれど1曲もまともに作れた例がないという方もいるのではないでしょうか。 私は機材を揃えたけど作 ...

続きを見る

音楽理論は「後から」でも間に合う

もちろん、音楽理論は決して不要なものではありません。ただ、「最初に完璧に学ばなければならない」と思う必要はないのです。

多くの成功しているミュージシャンも、最初から理論を理解していたわけではありません。むしろ、感覚的に作り始め、その後必要に応じて理論を学んでいます。

理論は「作曲の補助ツール」として考えましょう。実際に曲を作りながら、「この部分がもっと良くなるには?」と考えたときに理論を学ぶと、より実践的に使えるようになります。

まとめ:「作る」ことが最優先

作曲を上達させるには、まず「作る」ことが最優先です。最初はクオリティにこだわらず、量をこなすことが大切。

  • たくさん作ることで自然と作曲のコツがつかめる
  • 途中で完成しなくてもOK、とにかく作る習慣をつける
  • 理論は後からでも十分間に合う

「若さとは振り返らないこと」という言葉がありますが、作曲も同じ。あれこれ考える前に、まずは手を動かしましょう。

「作らないことには、何も始まらない」。このシンプルな原則を大切に、どんどん曲を作っていきましょう!

この記事は2015年2月9日に公開したものを修正、再度新規記事として投稿したものとなっています。

  • この記事を書いた人
アバター画像

AZU

ブロガー・DTMer。シンプルなモノ・コトが好き。ここでは無料のDTMソフトウェアをメインとした情報、自身で制作した音楽素材の提供などを行っています。

-AWS Magazine
-

Copyright© AZU Soundworks , 2025 All Rights Reserved.