音楽制作に情熱を注ぐDTMerにとって、良い機材は創作活動の鍵となります。
しかし、最新のソフトウェアやハードウェアを揃えるには、まとまった資金が必要です。
本記事では、機材代を確保するための節約術を紹介します。これを実践すれば、無駄な出費を抑えながら、目指す機材を手に入れるための道が見えてくるでしょう。
月額サブスクリプションを見直す
DTMerにとって、サブスクリプション形式のDAWやプラグインは便利ですが、意外と費用がかさむものです。以下の点をチェックしましょう。
- 使っていないサービスを解約する
月額で契約しているプラグインやライブラリの中で、半年以上使っていないものがあれば思い切って解約を。必要になれば再契約も可能です。 - 買い切り型ソフトの検討
長期的に使う場合、買い切り型のソフトは初期費用が高くても結果的にお得です。
DTM関連はもちろんなのですが、その他のサービス(Netflixなど)に関しても、使用頻度や満足度に応じて整理すると良いですね。
私はYoutubeを見すぎないように、YouTube Premiumを解約しました。
AmazonプライムとKindle Unlimitedはかなりヘビーに利用しているので継続していますが、今のところはこの2つだけにしています。
セールを活用する
音楽制作のソフトウェアやプラグインは、ブラックフライデーやサマーセール時期に大幅な割引が行われることがあります。事前に以下を行いましょう。
- 欲しいものリストを作成
必要なプラグインやソフトをリストアップし、セール時期に備える。 - メールニュースに登録
デベロッパーの公式サイトに登録することで、セール情報をいち早く入手できます。 - バンドルを購入する
個別に買うより、バンドル製品を購入する方が割安になる場合が多いです。
とは言え、買う時には「本当にその機材やプラグインが必要か」をもう一度考えてみて、今あるもので何とか出来そうであれば、スルーという選択肢も残しておいたほうが良いかもしれませんね。
中古市場を活用する
ハードウェア機材に関しては、中古市場をチェックすることでコストを抑えることができます。
- オーディオインターフェースやMIDIキーボード
状態の良い中古品は、新品に比べて大幅に安く購入可能です。 - コミュニティでの売買
音楽制作フォーラムやSNSでの機材売買グループを活用すると、掘り出し物が見つかることも。 - 下取りサービスを利用
古い機材を下取りに出すことで、新しい機材の購入費用を補填できます。
私はほとんどの機材は基本的に状態の良い中古品で済ませることが多いです。
もう何十年もそうしてきましたが、今のところ特に問題はありません。
生活費の節約で資金を確保
機材代を捻出するには、普段の生活費を見直すのも効果的です。
- 外食を減らす
自炊を増やすことで、月1万円以上の節約が可能です。節約した分を「機材貯金」に回しましょう。 - スマホプランを見直す
格安SIMやプラン変更で通信費を削減することで、年間数万円の節約に。 - 断捨離で収入を得る
不要なものをフリマアプリで売ることで、意外とまとまった資金が得られることもあります。
私は食事をほぼほぼ自炊に切り替えまして、外食も月に1度くらい、インスタント食品もめったに食べなくなりました。
料理は慣れてくると割と面白いし、低コストで美味しいものがガッツリ食べられるようになりますよ。
スマホはかなり前にMVNOなので月に2,000円以下で済ませています。5G になってからは通信速度も特に問題ありません。
断捨離は現在進行系ですが、金策以外にも家がスッキリしてストレスが減るというメリットもあります。
フリーのリソースを活用
DTMでは、無料で使えるリソースも豊富に存在します。クオリティの高いフリーソフトやライブラリを賢く使いましょう。
今の時代は多くの素晴らしいディベロッパーにより、ハイクオリティな無料のソフトウェアなどが数多くリリースされています。
AZU Soundworksでは無料で手に入るプラグインやサンプルパックをメインとした情報を多数掲載しているので、是非とも活用してください。
目標貯金の仕組み化
目標金額を設定し、毎月少額でも確実に貯める習慣を身につけましょう。
- 専用口座を作る
機材購入用の貯金口座を作り、無駄遣いを防ぎます。 - 積立アプリを活用
貯金アプリを使えば、毎月自動的に一定額を積み立てられるため便利です。 - 「買う前に1か月待つ」ルール
衝動買いを防ぐために、購入前に1か月考える時間を設けるのもおすすめです。
まとめ:節約と計画で理想の機材を手に入れる
DTMerにとって、質の良い機材はクリエイティビティを高める重要な投資です。節約を実践し、賢くお金を使うことで、理想の機材を手に入れるための道が開けます。小さな努力を積み重ね、音楽制作に集中できる環境を作りましょう。