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【ギター】「初心者が持つべきエレキギター」としてストラトキャスターをおすすめする6つの理由




皆様お疲れ様です。AZU(@AZU0000)です。

初心者が持つべきギター…その人にとってはもしかしたらこの先の人生を決定づけてしまうかもしれない選択になる可能性があります(大げさ)

いやいや、でもそれが元でプロになった人もいるでしょうしあながち大げさというわけでもないですよね。

私は元々ドラマーで、片手間でギターを弾いてきたのでそこまで腕はないのですが、エレキギターという存在とは20年以上の付き合いがあります。

その間にさまざまなメーカー、形、仕様のものを弾いてきましたが、そうした経験の中で「初心者が持つべきエレキギター」として挙げるものがあるとすれば…

「フェンダー製、もしくはそれに準じる仕様のストラトである」と断言します。

まず「ストラトって何やねん?」と言う人は下の画像を見てください。

 

これがストラトです。正式には「ストラトキャスター」と言います。

色や仕様が微妙に違うさまざまなものが世界中で愛用されています。

まあ、「よくあるギター」ですよね。見た目的にも「エレキギターといえばこれ」と一般の人でも分かるかもしれないほどのスタンダードなものです。

ギターは他にもさまざまな形や仕様のものが星の数ほどありますが、その中でなぜストラトなのかを6つの理由を挙げながら説明していきたいと思います。

1.弾きやすい

何といってもストラトの最大のポイントは「弾きやすさ」です。

もちろん人によって好みはありますが、やはりストラトは世界のスタンダードなので弾きやすさに関してはトップクラスです。

ローポジションからハイポジションまでバッチリと弾きやすいネックの形状、ボディの形となっています。

ボディも人間の体に合わせて加工されているので身体に当たる部分が痛くないように出来ています。

とにかく「扱いやすさ」と「弾きやすさ」ではナンバーワンのギターであると断言できます。

ボディバランスもいいのでライブの際にも動きやすく、取り回しも楽です。

そして弾きやすいということは、それだけ「長く使っていけるギターである」と言えます。

2.ジャンルを選ばない

これも大きなポイントです。ストラトキャスターはどの時代においても「普遍」であると言えます。

ジャズ、ブルース、ロック、メタル、もちろんポップスとどの時代、どのジャンルにおいても幅広く愛用されています。

これはストラトの「音の作りやすさ」もありますが、「スタンダードなビジュアル」の要素も大きいです。

基本的にエレキギターは、どんなものを選んだとしても「出来ないジャンルはない」のですが、ジャンルによって「ギターの見た目」というのは結構重要だったりするのです。

例えば渋いジャズや枯れたブルースを演奏するのに年季の入ったおじさんが弾くギターが「ESP製の高見沢氏のエンジェルギター」だったら…アレでしょ?

でもストラトであれば基本的にどのジャンルでもすんなりと溶け込んでしまいます。

イングヴェイ、ジェフ・ベック、ニア・フェルダーはジャンルは違いますが、3人ともメインのギターはフェンダーのストラトキャスターです。

それくらいジャンルを選ばないギターなんです。

将来的に演奏するジャンルが変わっても使い続けることの出来る「息の長いギター」として愛用できるということです。

3.パーツが簡単に手に入る汎用性の高さ

とても重要な項目なのですが、ギターのパーツは常に「劣化」「消耗」しています。「弦」などは定期的に(1~3ヶ月に一度くらい)張り替える必要があります。

また、その他のパーツに関しても長期間所有していればそれだけ劣化していくのです。ネジは錆びるしペグやトレモロユニットは痛みます。

スタジオでの練習やライブなどで無茶な取り回しをした際に破損してしまうことも珍しくはありません。

そんな時もスタンダードなストラトであれば交換用のパーツが手に入りやすいのです。

大規模な楽器店はもちろんのこと、小さなお店でもある程度の交換用パーツは取り扱っているので急ぎの場合でも対処できる確率はグッと上がります。

パーツを求めて楽器店を何件も回るストレスからも開放されるので、精神衛生上においてもとても良いです。

ギターによっては楽器店でパーツを取り扱っていないものもあり、その場合はメーカーから取り寄せになります。

時間もかかるし、特殊なものだと意外と値段が張るものもあったりで懐にも優しくありません。

パーツが安定して供給されているギターであれば、「今後も安心して長く使えるギターである」ということです。

4.弦交換が楽

基本的にフェンダー製の殆どのストラトは「シンクロナイズド・トレモロ」というトレモロユニット(ブリッジ)を採用しています。

他には「フロイドローズ」と呼ばれるロック式もの、そのライセンスを受けたもの、「ウィルキンソン」や「ビグスビー」と呼ばれるトレモロユニットなどがあります。

その中でもストラトに搭載されているシンクロナイズド・トレモロは弦交換がもっとも簡単なユニットであると言えます。

初心者にとってこの「弦交換」というのは意外とハードルが高いです。もしも初めて買ったギターが「ロック式」のものであればかなり厳しい展開になるでしょう。

私は運が悪いことに初めて買ったギターがロック式だったので、わけもわからずいじくり回してしまい、最終的にトレモロユニットを全て分解してしまうという最悪な結果に…

楽器屋さんに持っていき、事なきを得ましたが、それ以来ロック式のトレモロユニットに苦手意識を持ってしまいました。

今では問題なくロック式のギターも扱えますが(バラバラにしても組み直せます)初心者ではそもそも弦の交換方法がわからないのがロック式なのです。

あ、もちろんフェンダーのストラトにもロック式のギターはあるので、よく分からない人は恥ずかしがらずに店員さんに確認してくださいね。

弦交換が楽なギターは「扱いやすい」「放置されるきっかけを作りにくい」ので結果として「長く使えるギター」となります。

5.メンテナンス性が高い

これはすごく大事です。ギターは長く使っていると消耗、劣化があるのは汎用性の項目で書いていますが、その他にも汚れやネックの反りなども発生します。

その場合、楽器屋に持って行ってもメンテナンスはもちろんやってくれますが、そのたびに安くはない費用がかかってしまいます。

なので難しいことはともかく、自分で出来そうな弦交換や清掃くらいは覚えておいた方が今後のためにもなります。

段々とメンテナンスにも慣れてくると、オーバーホール的な事にも手を出す時がくるのですが、その際にストラトだとかなり楽にメンテナンスができます。

ネックとボディは外せますし、とにかく全てのパーツをバラバラに分解できてしまいます。

バラバラにできるので、各パーツの清掃やメンテナンス、新しいパーツに交換が楽に、確実にできるのはとても助かる点です。

例えばギブソン系のギターはネックとボディが接着されているので取り外すことができません。

万が一、不慮の事故でネックが折れてしまった場合、ネック折れを修理として出すことになるのですが、これがまた高い。最低でも5万円以上はするし、修理の期間も状態によっては数ヶ月かかります。

ストラトの場合は一応ネックの修理も可能ですが、独立したパーツなので新しいネックに交換することも比較的簡単にできてしまいます。

価格はピンキリですが、安いものだと2万円以内、交換も自分でできるものが多いです。

メンテナンスがやりやすいので「寿命も長く」「常に近くにおいて使い続けることが出来る」ので「長く使えるギター」であると言えます。

6.カスタマイズ性が高い

ストラトの交換用のパーツはさまざまな種類があります。カラーについてもスタンダードな白、黒だけでなく蛍光色なども取り扱っているものがあります。

気に入ったカラーがない場合は、パーツをバラバラに出来る利点を活かして自分で色を塗ることも可能です(自己責任ですが)

色、素材、形状などさまざまなものがあるので楽器店やネットショップを覗いてみて、面白そうなものがあればカスタマイズの材料にしてみてはいかがでしょうか。

ステッカーなども貼れば、スタンダードなストラトが一気に「自分仕様のモデル」に姿を変えます。

「痛ギター」仕様にしたい人なんかも結構いるのではないでしょうか。私は痛ギターが好きなのですが、まだ自分自身は踏み込んでいません。

もちろん見た目だけではなく、ピックアップやトレモロユニット、ペグなども手を加えることができます。これに関しては他のギターでも可能なことではありますが、ストラトはこういったパーツの交換も比較的楽にできます。

自己責任の範囲のものですが、有名なミュージシャンでも自分のギターに手を加えることは多く、常に「自分にとってのベストなギター」を模索していくのはギターの楽しみ方の一つだと思います。

こうしてカスタマイズしたギターには愛着がわきます。そのため長年使うことになる「息の長いギター」となるのです。

私のストラト(キャスターではない)

今となってはまともなストラトはこれ1本になってしまいました。

P-Projectのストラトタイプです。以前はフェンダーのストラトも持っていたのですが、全然弾かなくなってしまったので譲りました。

見た目はフェンダーのストラトと変わりませんが、ボディ材がメイプルトップ・マホガニーバックで指板がエボニーと一昔前の国産コンポギターの仕様です。

色々なギターを弾いてきましたが、結局これが一番弾きやすいし、音作りもやりやすかったので。

ですが、いつの日にか一生を共に出来るようなフェンダーのストラトキャスターを手にしたいなと思っています。

とか言いながら最近買ったのはアイバニーズだったりするんですけどね。

【所有ギター紹介】1990年代の国産コンポーネントギター「P-Project ストラトタイプ」について

私はDTMでの音楽制作が活動のメインで、ほぼすべてのサウンドをソフトウェアの音源で作っているのですが、ギターに関してはできる限りの範囲で自分の弾いたものを使うようにしています。 その際にかなりの頻度で ...

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終わりに

ここまで書いてきましたが、結局は「私がストラトが好きなのでみんなも使お?」と言いたいだけだったりします。

でも、ストラト自体は書いてきた通り本当に汎用性が高い素晴らしいギターであることは間違いありません。

だから世界中で愛され続けているギターとして存在しているのです。

私の偏見なども入っていることは否定しませんが、ストラトは絶対に失敗しないギターであると私は断言します。

これだけは間違いがありません。ファーストギター選びに迷っている人はこの記事を見たら即ストラトを買ってしまいましょう。

そして月日が経ち、少しボロくなったストラトを眺めながら、こなしてきたライブなどの思い出に浸ると言うのも悪くないですよ。

それでは今回もお付き合い頂きましてありがとうございます。

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