ミュージックライフハック

【初心者向け】初めてのエレキギター選びに大事ないくつかのこと

【この記事はSymphonical Rainにて2015年10月16日に書いた内容を加筆・修正したものです】

数多くある楽器の中でもポピュラーで扱いやすいものとして「エレキギター」があります。

10代の若い人がこれから先の趣味として、また60代の第二の人生を歩む際の新しい楽しみとして、エレキギターを弾くということはとても有意義であると私は思います。

ですが、楽器というのは周りにやっている人がいないとなると、たとえポピュラーなエレキギターでも悩むことが多く、一人で解決するのもなかなか難しいのではないでしょうか。

と言うことで今回はエレキギターの興味のある方向けに「初めての一本」を選ぶ際のポイントを書いていきたいと思います。

今回のポイント

今回のセレクトのポイントは、「ギター選び」、「コスト」、「機能面」のバランスを考えて出来るだけ手が出しやすく、そして扱いやすいものをセレクトする方向で書いていきます。

世の中には様々な形、音、機能を持つギターがありますが、中には初心者では扱いにくいものもあったりするので、それらを避けて扱いやすいものをオススメする形になります。

 

エレキとアコギの違い、エレキを選ぶ理由

 

「エレキギター」とは対になる「アコースティックギター」というものがあります。

違いとしては、エレキギターで音を出すには「アンプ」や「エフェクター」などが必要になりますが、アコースティックギターは本体のみで音を出すことができます。

もちろんエレキギターも本体だけで音は出ますが、それはあくまで個人の練習で聴ける程度のものでアンプが無いと本来の音は出せません。

今回はなぜ「エレキギターを選ぶのか」と言えば、手軽な趣味として楽しむためにはある程度の「音量の調節が自由な方が何かと便利」だからです。

田舎暮らしであれば住宅事情も多少余裕がありますが、都会暮らしの場合はマンションや住宅地の一軒家に住んでいる人の方が多いかと思います。

その際にアコースティックギターではかなりうるさくなってしまいます。音量の調節は基本的に不可能だからです。

夜に大きな音を出すのは問題外ですが、近所の方によっては日中でも大きな音を出すことを迷惑と感じることも珍しくはありません。

その点エレキであれば、本体自体の音は比較的小さく、ギター本体とは別に機材が必要になりますが、アコギと違いヘッドフォンを使うこともできるので、騒音に関しての問題はある程度クリアできます。

それでも集合住宅で真夜中にジャカジャカ弾きまくるのは問題なのですが、アコギに比べるとかなり音量を落とすことができます。

 

ギターの価格帯

はじめにも言いましたが、エレキギターはポピュラーな楽器に分類されます。なので演奏者の人口も大変多く価格帯もさまざまです。

最低価格として私が知っている限りでは6980円で売っているものもありますし、上級者やプロが持つものであれば20~30万円台のものもあります。

そして上限は限りなく、中には1000万円を超えるものも数多くあります。

初心者が持つべきギターの価格に関しては大きく2つの意見があります。

「初心者なのだからどうせ何も分からないし、すぐ止めるかもしれないので安いもので十分」と言う意見と、

「初心者だからこそきちんとしたいいギターを持つべき。いいギターは持ち主に色々と教えてくれる」と言う分かりやすい二択です。

これに関しては人によって考え方が違うので、私の言うことが必ずしも正解ではないのですが、その中でもバランスを取った提案をしてみますね。

まあ、予算の都合などもあると思いますが、ひとつの意見として参考になれば幸いです。

 

3~5万円を最低限の予算として考える

これが私が考える最低のラインです。これが高いか安いかは人によって違うと思います。

楽器として3~5万円というのは非常に安い価格帯なのですが、単純に現金としての3~5万円と言うのは決して安いとは言えません。

一番安いものだとプレイテックのギターで6980円から手に入るものですが、何故この金額がベターだと言う理由を説明させていただきます。

 

安いのはやっぱり精度が悪い

何と言ってもこれなんです。例外を除けばやはり安いギターというのは全体のクオリティが低いのですよ。

例えば本体に使われている木材、ブリッジやペグなどの精度、それらを組み上げる人材が値段相応になってしまいます。

安いということは様々な部分でコストダウンがなされていると言う事になります。精度が悪いと扱いもそれだけ難しくなってしまいます。

木が悪ければネックが反ってしまったり、電気関係が悪いとノイズや断線、組み込みの甘さは弾きづらいだけではなくチューニングも合わない場合もあります。

それらの問題に関しては初心者では解決できないことがほとんどで、その場では解決しても短いスパンで何らかの問題が発生してしまう恐れがあります。

近年の安ギターもずいぶんクオリティは上がりましたが、出来れば最低3万円~のメーカー製で予算を組んで頂ければ、と思います。

初心者向けとは言い難い? 「安ギター」についての云々、メリットとデメリットについて簡単に書いてみる

 

ギターの形について

エレキギターには本当に様々な形のものがあります。スタンダードなものから剣やビームライフルの形をしたものまで数えればキリがありません。

楽器屋にいけば分かりますが、形や色だけではなく、音や弾き心地もギターによって全然違います。

その中でも選ぶ基準があったりしますので、それらを紹介していきます。

 

ストラトキャスター(ストラトシェイプ)

どの楽器屋にでも置いている世界で一番スタンダードなギターと言っても過言ではありません。

正式にはフェンダーと言うブランドのものを「ストラトキャスター」と言い、他のブランドのものは「ストラトシェイプ」と言います。

私もメインで使っているのはこのタイプのものです。

音は程よく切れがあり、様々なプレイスタイルに柔軟に対応できる点がウリです。
また、ハイポジションも弾きやすいのでリードプレイに向いています。

弾きやすいのはもちろんですが、弦交換やメンテナンスも比較的簡単で、交換用のパーツも数多く出回っています。

よほど特殊なモデルを選ばなければ、パーツの交換の際に困ることはありません。

カラーバリエーションも多く、自分に合った色が手に入りやすいのもポイントです。

音楽制作に使用しているギター「P-Project ストラトタイプ」を紹介

 

レスポール(レスポールシェイプ)

これもどの楽器屋にも必ず置いているストラトに並ぶ世界のスタンダードと呼ばれる形です。
ギブソンというブランド、それらのライセンスを受けたものを「レスポール」と言い、他のブランドのものは「レスポールシェイプ」と言います。

ストラトとの違いは形もありますが、サウンドキャラクターがかなり違います。

ストラトはどちらかと言えばシャキッとした鋭い音が得意なギターですが、レスポールは太くウォームな音を得意としています。

分厚いハードロックのリフから色気のあるブルースまで守備範囲はストラト同様に広いタイプのギターです。

レスポールも交換用のパーツが多く、メンテナンスは比較的簡単なのですがストラトと違い、ネックとボディが分離しないので、ネックが折れてしまうと修理に結構な金額がかかってしまいます。
そういう意味ではストラトよりも取り扱いには注意が必要となります。

 

こんな感じで大事にしてあげてください。

 

テレキャスター(テレキャスターシェイプ)

スタンダードにして世界初の量産化されたソリッドボディのエレキギターでもあります。
当時は「テレキャスター」ではなく「ブロードキャスター」と呼ばれていました。

正式にはフェンダーと言うブランドのものを「テレキャスター」と言い、他のブランドのものは「テレキャスターシェイプ」と言います。

ストラト以上に切れのあるチャキチャキとした音が持ち味です。
愛用者はストラト、レスポール同様に多く、パーツも多く出回っているのでメンテナンスは比較的簡単です。

意外と癖のあるギターですが、音が気に入ればこれ以上のものはないと思えるギターでもあります。

 

変形シェイプ

「フライングV」や「エクスプローラー」など、スタンダードな形とは違う個性的なギターです。

様々なメーカーから数多くの個性的なギターが出ていますが、見た目よりは弾きやすく音もバランスがいいものが多いので選択肢に入れることに問題はありません。

見た目に個性を出したい、憧れのギタリストが使っていると言う理由でもOKです。

過激な見た目のものであっても意外とポップスで使っている人も多いので気にする必要はなさそうです。

パーツにおいてもスタンダードなシェイプと同じものが多いので、特殊なものを除けばメンテナンスに違いはあまり出ません。

 

アーティストモデル

これは特定の形を指すものではなく、メーカーがアーティストのために独自に作り上げたモデルを指します。

なので色や形、音や弾き心地など、組み合わせが様々で、まさに「アーティストのためのギター」と言う仕様になっています。

日本で有名なものを上げるとすれば、X JAPANのhideモデルや布袋寅泰モデルなどが挙げられるでしょう。

 

中にはこの世に同じものが一つとない本当のオリジナルシェイプのギターを持っているアーティストもいます。

仕様に関しては千差万別なので、これと言った決まったものはありません。

憧れのアーティストと同じギターを持つことでモチベーションも上がるのではないでしょうか。

 

選ぶ基準

結論から言えば「見た目や色で気に入ったものでOK」です。

やはり自分がいいなと思えるものが一番です。練習のモチベーションも上がるし、大事に扱うと思いますから。

弾き心地に関しても、試し弾きの際にあまりにも弾きにくいとかでなければ大丈夫です。

予算と条件に合わせて気に入ったものを選びましょう。

また、最初の一本だけはネット通販ではなく楽器屋で買うことをオススメします。
実物をきちんと手にとって確かめた方が選びやすいですし、店員さんも色々と教えてくれます。

自分は初心者だと伝えると、余程のことがない限りはものすごく丁寧に対応してくれるはずです。

個人的にチェックしておく点を挙げるとすれば、「ネックのにぎり」です。
初心者でもネックの握りが自分に合っているかどうかを確認しておいたほうが良いです。

ギターが弾ける知り合いがいるのであれば、一緒に行って試奏もしてもらえば更にわかりやすくなります。

どうしても自分で選べない、でも今すぐ欲しいという人は、私の経験上から演奏性、メンテナンス性に優れたストラトキャスターを選ぶと良いと思います。

【ギター】「初心者が持つべきエレキギター」としてストラトキャスターをおすすめする6つの理由

 

終わりに

長くなってしまいましたがこんな感じです。

本当はもっともっと細かく分類されているものもあるのでこれが全てではないのですが、少しでも参考になれば幸いです。

最近のギターは一昔前に比べれば、安いものでも飛躍的に品質が向上しています。

なので、趣味程度であれば必要以上に高いものに手を出さなくても十分楽しめるのが今のエレキギターなのではないかと思います。

今回は大まかな感じになってしまいましたが、機会があれば更に詳しく書いていきたいです。

それでは今回もお付き合い頂きましてありがとうございました。

【ギター】個人的にストラトキャスターでオススメの色を5つほど紹介してみます

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AZU

大阪在住のDTMer・ブロガーです。元バンドマンで元ドラマー。現在はPCの前で人生の半分ほどを過ごす生活。好きなものはシンプルなライフスタイルとガジェット、そしてもちろん音楽。更新情報や日々の出来事、考えなどをツイッターで呟いています。

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